スパイ ページ44
JKうちのヌナがそこにいるの?
JK今向かってる。手ぇ出したらぶっとばす
JK着いたから
MG「え？着いた？」
『向かってるから着いたまでがあまりに早くないか？』
何これホラー？
〈ピンポーン〉
MG「まじだ！ヌナぁぁ！逃げてぇええ！」
『どこに！？』
WN「ミンギュの存在によってすぐこの部屋はバレるだろうね」
のほほんとおっしゃったウォヌに血眼で部屋を飛び出した。
リビングの方ではこんな時間に誰だろー！？なんて賑やかな声が聞こえる。楽しそう。いいなぁ。
『あ』
「お」
そこへばったりと出会した彼。
同い年だけどあまり話したことのない彼に、勇気を振り絞ってすがりつく。
『匿ってくれませんか！？』
「はぁ！？」
JK「ヌナは！？」
MG「エ？サッキカエッタヨ」
ガクガクガクブルブルブル。
近くの部屋から筋肉ゴリラがミンギュに詰め寄る声が聞こえてくる。てかミンギュあいつ嘘下手すぎ！
机の下に潜り込んで震えていると、ふと視線を感じてその先にいる人物に改めて頭を下げる。
『ウジ君、ありがとぉ…』
WZ「いや、別にいいけど。これ時間の問題じゃね？」
そう言って作業中のパソコンに視線を戻した彼に、仰るとおりと泣きそうになる。
でも怖い。
迎えに来てくれたのにこんな態度、可愛くなさすぎるよね。
WZ「…だから、悪く思うなよ」
『え？』
「…見つけた」
『え…。
ユンギオッパ？』
ガチャリと開いた扉の前にはなんとも言えない顔をしたオッパの姿が。お？とウジ君の顔を見ると、
WZ「ヒョンには嘘つけないわ」
ってしれっと笑ってた。
ス、スパイだったー！
YG「おい、いくぞ」
『やだ！』
YG「こら、わがまま言わないの」
『嫌ですー！
私ここんちの子になるんです』
私の手を引くオッパをキッと睨んでそう言うと、すぐに皮肉が返ってくると思ったのに静かになった彼を恐る恐る見上げる。
YG「…俺の心壊す気？」
『オッパ…？』
YG「冗談でもそーゆー事言うな。
苦しくなる」
泣きそうに笑われて、胸がぎゅうぎゅうに苦しくなった。
もう何も抵抗できずに、オッパについて行く。
『オッパ、ジョングク…』
YG「後でいい」
タクシーに乗り込んで、ジョングクを残したままウォヌ達の宿舎を後にした。
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キム･カズ(プロフ) - ミロさん» 一生付き合っていきまーす（ハート） (2020年6月19日 0時) (
レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あすきさん» 3回も！光栄すぎます…！！書いてて楽しいお話なので、また続編でお会いできたらうれしいです！頑張って戻ってきますねー！(о´∀`о) (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» そんな映えある枠に入れていただき本当に恐縮です…それにとっても嬉しい(//∇//)さっちゃんさんいつもコメントから優しくて暖かいお人柄が伝わってきて、こうやってやりとりをするたびにほわっと癒されております。いつも本当にありがとうございます。 (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - チムチムさん» わぁい！！嬉しいです(*^^*)私もホソクさんにこんなこと言われたら溶けてなくなってしまいます！にやにや (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 湯海さん» （笑）（笑）（笑）そうなんです。ツンデレが好きなんですとにかく。MJではなく道明寺なんです。（嵐大好きです）ホソクさんは、私がハマっちゃってるのが伝わるくらい美味しいとこ持ってくキャラとなりつつあります。そんな彼にまた続編で会いに来てくださいぃい！ (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年5月26日 23時
