動くユンギ君 ページ41
真っ赤になりながら喋っていた女の子が、急にぐわっと勢いよく問いかけてきて狼狽る。
JK「ユンギヒョンは、ぐぅのことすきみたいよ。」
「え？」
『ジョングクさん…』
私の後ろに隠れながら、得意げにのたまうジョングク君に少し笑う。
『どうなんだろう。
ごめんね、私にもわからないんだぁ。』
「そうですか…
あの、
そしたらお願いがあるんですが…」
『ん？
何何？』
「これ！！
ユンギ君に渡してくれませんか！？」
『…え！？』
JK「？」
お願いします！とその子が差し出したのは1通の手紙で。
この流れからして、これがどんな内容の手紙なのかはなんとなくわかる。
『ちょっと待ちなよぉ！
こういうのは、自分で渡した方がいいよ！』
「それが出来ないから頼んでるんです！
女子は皆、自分からユンギ君に話しかけられないし…、
お姉さんだけが頼みなんです！」
『えぇえ。』
オロオロする私を見て、その子はぐっと手紙を押し付けると…
「お願いしますね！」
『え！待って！！』
そのまま勢いよく走り去ってしまった。
JK「ヌナ、なーに？それ。」
『うん。
私にはちょっと重い、いや、過ぎたものだよ。』
JK「ぐぅがすててあげる？」
『ううん、大丈夫。』
女の子を追いかけて走っていく取り巻きの子達の後ろ姿を見ながら呆然とする。
でも、あの子も必死なんだよね。
大事な手紙を懐に仕舞い込み、体育館へと足を進めた。
・
ダンダンッと体育館の中から聞こえてくるリズミカルな音に懐かしさを感じながら、そーっと扉を開けてみると、学生服姿の男の子達がちょうどバスケットボールを楽しんでいるところだった。
JK「ユンギヒョン！」
『あ、いたっ』
その集団の中でも、一際色の白い男の子。
『やだ。待って、うちの子動いてる！！』
少年達に混じってスポーツを楽しむユンギ君は、私が今まで見た彼の中で1番活発に動いていた。
あんなに早い動きできたの？
結構驚いてるよ私…。
「ヌナー。ユンギヒョンかっこいーね。」
『ね。』
ガードからするりと抜けて、ゴールに狙いを定めて彼が放ったボールは、ポスっと気持ちの良い音をたてて、見事、網の中へと吸い込まれていった。
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(＞人＜;)すごく嬉しいです！EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました！(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます！(*^^*)私も大好きですよー！！ (2020年5月19日 13時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(＞∀＜) ありがとうございます！ これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(＞人＜;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです！(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね！それを聞いて私も嬉しいです！ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね（笑）ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月22日 21時
