いま、会いにゆきます ページ35
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そう。
私は信じている。
ソクジン先輩ならば、必ずジョングク君を見つけ出し、無事に二人で私達のもとに帰ってきてくれると。
だがな。
HS「うわー!ちょっと!誰か、ヌナを止めて!」
NJ「誰かー!ここで杖をついた女が暴れています!!!」
『離してくれぇぇえいっ!!さすがにもう待てないんじゃ!!』
JM「だめぇえっ!ヌナがいくならぼくもいく!」
TH「テテも!!」
YG「ほらごらんよ。めんどくさいことになってきた。」
豪雪の外界へと繋がるドアに手をかけた私を見て、ホソク君とナムジュン君が、全力で止めに入る。
『だめだめだめ!もう待てない!!
今頃寒がってるだろうに。待っててね、2人とも。いま、会いに行きます。』
HS「だめだ、目血走ってるよ!」
NJ「まるで手負いの猪だね。」
大きな株をひっぱる家族のように、連なって互いをひっぱり合う私達に、他の宿泊客達がぎょっとした視線をよこしてくる。そら、そーだ。
『痛い!痛い!腰痛い!離して!』
HS「だったら、大人しくしてなって!」
YG「ヌナ、いい加減に…」
『ふぇ、
ぎゃあーっ!!!』
どってーーーーーん!!!
突然ふわっと軽くなったドアノブに、バランスを崩して、子どもたちもろとも後ろに倒れ込んだ。
思い切り尻餅をつき、今度こそ逝った腰の痛みで全身の毛が逆立つのを感じながらドアを開いた人物へと視線を向ける。
「え。
どうしたの…?」
本気で一瞬、
冬の女神が舞い降りてきたのかと思った。
ううん、違う。
違わないけど、この人は。
『ふ、ふぇぇぇえ、せんぱぁぁぁ、ぐわっ!
いでっ!!』
TH「ひょーーん!!」
JM「ジンヒョン!!!」
JN「2人とも、ただいま。」
私の屍を踏みつけ先輩の元へ飛んで行った2人に、お約束のパターンだなと思いながら心から安堵する。
足下にすがりつく双子達の頭を撫でながら、心配かけてごめんよ。と微笑む先輩に泣きそうになっていると、見慣れないぽっこりお腹を抱える彼に首を傾げる。
だけどその正体は、次の瞬間に姿を現した。
JK「っぷーーー、あっちっ!」
JM「!!ジョングガっ!?」
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(>人<;)すごく嬉しいです!EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました!(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます!(*^^*)私も大好きですよー!! (2020年5月19日 13時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(>∀<) ありがとうございます! これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(>人<;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです!(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです! (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね!それを聞いて私も嬉しいです!ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね(笑)ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年12月22日 21時