冬といえば?雪といえば? ページ19
JN「重い愛をありがとう。」
『ぐぬぅ。』
先輩の足元にきゅっとしがみつくテヒョン君。
敵ながらあっぱれである。
JN「最近また出かけられてなかったもんね。今週末、久しぶりにどっか行こっか。」
HS「まじ!?」
顔を輝かせたホソク君に、先輩は私に吠えまくるタナを抱き上げながら頷く。
JN「そうだなー。
この雪だし、雪といえば…ね?」
『!!はい!!』
ニコリと笑うソクジン先輩に、彼の言う雪と言えばの場所は検討もつかなかったけれどとにかく先輩が可愛かったから頷いた。
かくして、キム家、冬のおでかけ編へと突入するのでありました。
その行き先はと言うと…
・
HS「じゃ、当たったひとから抜けてってね。」
NJ「ほら、ユンギヒョンも!
ぼーっとしてないで雪玉作って。」
JK「ぐぅ、これ…ジミニヒョンに…やっ!」
JM「きゃーーーー!!いたい!!」
HS「はい、ジミニアウトー!」
耳に届くはしゃぐ子ども達の声。
一面の白銀の世界でキラキラと輝く笑顔を見せる彼らはまるで雪の妖精のよう。
馬鹿でかい雪玉をジミン君にぶち当てて笑うジョングク君を含め、雪合戦に興じるうちの子達はなんて可愛いのだと微笑む。
そんな彼らから少し離れた場所で、しゃがんである人を待ち続ける幼児が一人。
TH「あっ!きた!!」
『!!!』
ピッとテヒョン君が指差す方を見ると、雪山を爽快に滑り降りてくる、遠目に見てもスタイルが良くてかっこいい人の影。
華麗にスノーボードを滑りこなすその人は、ゴーグルをしてようがイケメンオーラは隠しきれてなくてゲレンデ中の視線を独り占めしている。
TH「テテ、ここ!!」
『わ、テヒョン君危ない!』
我慢できずに走り寄ったテヒョン君に、その人は彼の前で急ブレーキをかけると、トン、と地面に腰をつけ、ゴーグルを外す。
TH「ジンヒョン!」
JN「ヤー、ひさしぶりだったけど滑れて良かった。」
にっこり笑って飛び込んできたテヒョン君を抱きとめた先輩は、控えめに言って雪をも従えるどこぞの騎士様のようで。
『(好きーーー!!!!!)』
もちろん私は好きが爆発した。
そんな冬のキム家旅行inスキー場の序章であります。
▽▽▽▽▽
あけおめです!
良かったら、ボード見てください☆
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(>人<;)すごく嬉しいです!EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました!(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます!(*^^*)私も大好きですよー!! (2020年5月19日 13時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(>∀<) ありがとうございます! これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(>人<;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです!(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです! (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね!それを聞いて私も嬉しいです!ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね(笑)ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年12月22日 21時