矢印はむやみに変えるもんじゃない ページ36
もう、朝から無茶苦茶だ。
JK「いや!ヒョン、ヌナからはなれてっ!!」
TH「だめ。Aはきょうからテテのなんだもん。」
JK「!!なむひょんっ!!」
NJ「うわ!どうしたんだよジョングガー」
泣きながらぴょーんとナムジュン君に抱きついたジョングク君に、心の中でごめん…!!と謝罪する。
TH「A、おおきくなったらテテとけっこんする?」
『え、え!?どうしよっかな?』
JM「テヒョンアだめだよ。ヌナはぼくのおよめさんになるのに…」
今まで私にさして興味のなかったテヒョン君の急変に、キム家の兄弟達がざわついている。
鈍いソクジン先輩もさすがに同じようにテヒョン君の異変に気が付いたようで。
JN「テヒョンア、どうしたの?昨日は僕の部屋来なかったけど…。」
TH「ヒョンはナヨンとねてたもん。」
JN「今までそんなこと気にせず、僕をベッドから落としてでも一緒に寝てたじゃん。」
TH「それはまえまでのテテ。」
つん、と先輩から顔をそむけた彼は、私の背後に回って、ぎゅっと後ろから抱き着くと…
『うぎゃっ!』
なんてこった。
ちゅっと私のほっぺたにキスをしやがった。
JK「あーーーーーーーーーーーーー!!!!」
TH「ひひっ」
JN「え?」
TH「ジンヒョンがうわきばっかするから、テテはもうヒョンなんかいらなくなったの。」
YG「お前そういう台詞ばっかどこで覚えてくるんだよ。」
JK「ヌナ!!いや!!!うわーん!!!!」
『あでででで!!』
いや、散らかりすぎだろ。
私を抱きしめて離さないテヒョン君に、いやいやとわめきながら私の頬っぺたを拳でごしごしと拭くジョングク君。
ソクジン先輩は驚いて固まってるし、ジミン君はおろおろしている。
だけど、ヒョンラインは暢気に茶をしばいてる。ってね。平和だなぁ、おい。
助けてという意味を込めてソクジン先輩をじっと見つめると、ハッと我に返った先輩がゆっくりとテヒョン君に近づく。
JN「テヒョン、ナヨンのことで怒ってるなら謝るよ。僕が先に言っておくべきだったと思う。」
TH「ヒョン…」
申し訳なさそうに謝るソクジン先輩に、ころっと態度を変えるテヒョン君。なんてバ可愛いんだろうか!!
JN「許してくれる?」
TH「…!うん、テテね…」
NY「オッパ〜?」
TH「!」
ああ、もう。
今、うまくいきかけてたのに!!
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タハ - 最初からずーっと読ませていただいてますが、やっぱりこのお話は面白いです!! これからの主人公とソクジンさんの展開、とても楽しみです☆ (2020年5月18日 9時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
bts-vminkook - 私、このお話大好きです!♪ 皆の個性がうまく書かれてて 本当に面白くて元気出ます! 主人公ちゃんがふざけるのが 好きです!♪*w これからも頑張って下さい! (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4f9c9c509a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - お塩50%さん» 何回も読んでくださったなんて、本当に嬉しいです!^_^続きについては、今ネタをまとめて少しずつ書き始めているので、近々公開できるかと思います!あと少しお待ちいただけると嬉しいです!(*^^*) (2019年12月16日 0時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
お塩50%(プロフ) - 何回か最初から読んでしまうほど面白い作品で、主人公とマンネラインの関係が結構好きで本当に読むたびに発狂させていただいてます。これからも更新してってください!ファイティン! (2019年12月14日 23時) (レス) id: e853a97352 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - たまごさん» たまご様 とてもとても嬉しいお言葉をありがとうございます(>人<;)そろそろキム家が恋しく思うので、また続き書かせてくださいね(*^^*)私からもサランヘヨ!!もう一度読んでくださってありがとうございます!! (2019年12月10日 0時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年9月8日 20時