いつもいっしょ ページ33
JK「じみにひょん、ぐぅとあそべ。」
JM「…ん、
ごめん、またこんどでもいい?」
JK「!!」
力なく微笑んで、タナを抱えて自分の部屋に入っていったジミン君は、いまだテヒョン君と微妙な距離感があるまま日々を送っている。
JK「ヌナぁっ、ひょんがぁ…!」
『よしよし。寂しいね?
あと、あそべじゃなくてあそぼうと言おうね。可愛いけどさ。』
泣きべそで抱きついてきたジョングク君を抱き上げ、双子達のことを考える。
テヒョン君にもジミン君がああなったことに身に覚えがないらしく、交わされながらもそれでも諦めずにジミン君に話しかけてはふられ続けている。
TH「ただいまぁ。」
JK「ひょん!」
ジミン君とは時間差で帰ってきたテヒョン君は、リビングの扉を開けると、きょろきょろと辺りを見回す。
TH「ジミナは?」
『ジミン君ならお部屋にいるよ。』
答えると、今日も今日とてアタックしに行こうとするテヒョン君を慌てて追いかける。
『テヒョン君、今はそっとしておいた方がいいかもよ?』
TH「どして?」
『少し待ったら、また元に戻るかもしれないじゃない。』
TH「すこしってどのくらい?
テテ、ジミナとはなればなれなの、やなの。
ジミナもほんとはそうおもってるもん。」
『テヒョン君…』
真っ直ぐすぎる彼に私が怯んだ隙に、ジミン君の部屋に入って行こうとしたテヒョン君だけど、部屋の中から聞こえてきたタナの鳴き声に、ピタリと足を止める。
そんな彼を抱き寄せ、扉をそーっと開いて中の様子を見てみると、こちらに背を向けて転がっているジミン君に抱きしめられたタナが、彼を慰めるようにくぅーんと鳴いていた。
JM「タナ…。
テヒョンア、ぼくのこともうきらいかなぁ…?」
ぽつりと聞こえたジミン君の言葉に、
大声で泣き出したくなった。
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タハ - 飽きるなんてとんでもないですよー!とっても面白くて、一人で笑っています。なので家族に変な顔を向けられます 笑 3章も楽しみにしてます!! (2020年5月17日 21時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» いやいやいやいやいやいや!!とんでもないです!!(´;Д;`)でも大好きと言っていただけて嬉しいです!これからも楽しんでいただけるようにがんばりますね!(*^ω^*) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - cocoさん» わーん!coco様お久しぶりです!!( ; ; )大好きだなんて言ってくれて嬉しいです!(//∇//)私も書いてて楽しい作品なので、これからも頑張りますね!(^o^)変な天気が続いていますが、coco様もお体気をつけてくださいね(о´∀`о) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ヨナさん» ヨナちゃん ありがとうございます!(>人<;)ですよねーそう思ってなんとなく作り出したキャラの部長、かなり重宝しております…(^◇^) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - アルムさん» アルム様 私もこの子どものくせに一丁前なこと言うユンちゃん気に入ってるので、三章楽しみにしていてください。えへ。嬉しいお言葉ありがとうございます!続きも更新がんばります!(o^^o) (2019年8月30日 20時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年7月19日 23時