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1日目 ページ4

『あれ、さっきの…?』

「あ、気づきました?」


耳元で聞こえた声に、彼が意識を取り戻したことに気がつく。


大丈夫?ってなんていうんだったっけ。

えーと、



「あ!ケ、ンチャナヨ?」

「はい。」


私の拙い韓国語に、フッと笑うと力無く微笑む彼。

こんな時に無理して笑わなくてもいいのに。








待っててくれたタクシーに、2人一緒に乗り込む。


「病院にお願いします!」

『はい?』


ああ!通じない!


「ゴー!ホスピタル!プリーズ!」



またしても私の剣幕に驚いた運転手さんは、そのまま私の隣の彼に目を向けると、理解したのか車を発進させた。



『だめ!』

「え?」

『運転手さん、お願い!病院には行かないでください。』

『え、ですが…。』

『お願いです…。』







な、なんだろう?

よくわからないけど、なんとなく、病院にいくことを拒否しているように見える。






「病院、いきましょう。」

そう言う私に、ふるふると首を振る彼。

「体、つらいでしょう?」

「だいじょぶ、です。」


だって、どう見ても辛そうじゃないか。


「私も一緒に行きます。」

「…わかりました。」


やっと、頷いてくれた彼にホッとする。

顔の割に意外と頑固で驚いたよ…。





















『運転手さん、この人のホテルに向かってください。』






















数分後、私は悲鳴をあげることとなる。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジミン   
作品ジャンル:タレント
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きの - 1本ドラマを見たような満足感とファンとしての満足感が素晴らしい作品でした!興奮して寝れなそうです笑 (2021年8月8日 0時) (レス) id: 5f6e363266 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - わぁ!看護師さんなんですね!それはやっぱり続き書かないと…!(o^^o)感情移入してくださって嬉しいです!(*^^*)私もこの2人はとても好きな2人なので、続きを書く日を楽しみにしています!^_^ (2019年5月29日 0時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
お月見(プロフ) - ミロさん» 本当ですか!!凄く嬉しいです(≧∀≦)看護師なので、ヒロインがお医者さんなのもなんだか感情移入してしまって…(笑)続きを楽しみにしてます!! (2019年5月26日 19時) (レス) id: 453a478b62 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - お月見さん» 読んでいただいてありがとうございます(o^^o)私も2人が再会できるのか気になるところなので、また是非続き書きたいと思ってます!その時は是非よろしくお願いします(*^^*) (2019年5月26日 12時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
お月見(プロフ) - すごく素敵なお話でした。続きが読みたいです…!!! (2019年5月24日 20時) (レス) id: 453a478b62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミロ | 作成日時:2019年4月17日 22時

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