主治医 ページ29
JK「本当だ。葉が悪くなってる。よく気づいたね？」
『へへ。私こう見えても高校の時は…』
JK「園芸部だったっけ？」
『え？』
JK「あれ？違った？」
『いや、そうだけど。私そのことジョングクに言ったっけ？ 』
不思議に思って尋ねると、ジョングクは少し目を丸くした後、すぐににっこり笑って頷き、日記に書いてあったよ。と言ってしおれていた花を持ち上げる。
『ねぇ、その花どうするの？』
JK「可哀想だけど、売り物にはできないから…。」
『つまり捨てるってこと？』
嘘！
確かに少ししおれているけどまだ全然綺麗なのに！
『あ、じゃあ私買うよそれ！』
JK「え？
A。そんなことしてたらきりがないよ？」
『う。
そうだけど…』
YG「ジョングガ。」
JK「ヒョン。」
いつのまにやら下に降りてきていたユンギさんは、珍しくエプロンを装着していた。
YG「そろそろ病院の時間だろ？
あとはやっとく。」
JK「あ、ほんとだ。」
YG「Aも。今日はもうあがってもいい。」
『え？でも…』
YG「代わりに…ジョングクを病院まで連れてってやって。」
JK「ちょっとヒョン。
俺別に1人でもいけるよ。」
『わ、わかりました！』
JK「もー。」
『あそこ？』
JK「うん。」
ユンギさんから仕事を請け負った私は、ジョングクの手を引き目の前の大きな病院を目指す。
中に入り、外来の受付をして、少しと待たないうちに、診察室からジョングクの名前が呼ばれた。
JK「行こ。」
『…いいの？』
JK「ここまできて何言ってるの。」
診察室まで入っていいか躊躇していた私の手を引き、中へ入ると、随分若く見える先生が、ジョングクを見て久しぶり。と柔和な笑みを浮かべた。
JK「えーっと、ナムジュン先生ですか？」
NJ「そうだよ。今日はちゃんと来たな？」
JK「監視係がいたので。」
ナムジュンと呼ばれた医師は、ジョングクの言葉に私の方へ視線を向けると、少し驚いた顔をして、それからクスクスと笑いだした。
NJ「やるな、ジョングク。」
JK「…もー、いいから早く始めてください。」
ぷいっとそっぽを向くジョングクに、もう一度深く笑うと、先生はいくつか質問をする。
それを終えると、レントゲンを撮るからといい、ジョングクは看護師さんに連れられて部屋を出て行き、診察室には私とナムジュン先生の2人きりになった。
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しから - 泣きました、ありがとうございます！まだ読んでいる途中ですが、大好きな作品です！コメント、読んで頂けると嬉しいです‥！ (2021年11月12日 21時) (
レス) @page32 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あ。さん» あ。様 初コメとっても嬉しいです！(*^^*)このお話はちょっと悲しいですよね（ ; ; ）続きも切なくなりそうですが、うまく書けるように頑張りますね(*^_^*)応援ありがとうございます！！気合い入りましたっ！！2章もどうぞよろしくお願いします！ (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - eriさん» eri様 コメントいただきありがとうございます！とても嬉しいです(*^^*)他のお話も読んでくださったのですね。このお話は少しタイプが違うので不安でしたが、そう言っていただけてとても安心しましたっ！少しでも楽しんでいただけるよう、続きも頑張りますね！(о´∀`о) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» 泣かせてしまってすみません…！！私も書きながら垂れ流してます！！(T ^ T)続きも頑張りますね！また覗いていただけると嬉しいです！！(^ ^) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» さっちゃん様 もう私さっちゃん様を待ってしまっている（笑）嬉しすぎるお言葉をありがとうございます！！そうなんです、すごく迷ってて（ ; ; ）どっちでも悲しいしあーもーどうしようかと！！迷う気持ちを持ちながら、2章ぶつかってくんで、どうぞ宜しくお願いします (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年9月12日 22時
