普通 ページ25
勢いよく首を振った私を見て、ジョングクは嬉しそうに笑う。
JK「多分、Aは不思議に思ってるだろうけと。」
『え？』
JK「俺が、Aに自分の病気のことを言わなかったこと。」
『…うん。』
JK「俺、なんとなくその理由わかるよ。」
『え！』
ジョングクの言う通り。
ずっと不思議に思ってた。
だけど、もうその答えは聞けないものと思っていたから。
JK「多分、�猊當稔瓩任い燭�ったんだと思う。」
『…普通？』
JK「うん。
世の中の人が普通に出会って、思い出を重ねていくみたいに、
ほんの少しの時間だけでもいいから。」
『…、』
JK「なんて、Aにとっては迷惑な話だよね。」
そんなことない。
そんなことないよ。
そう言いたいのに、言葉に詰まって、首を振るだけで精一杯だった。
JK「優しいね、Aは。
�牴境瓩�言ってた通りだ。」
そう言って、少し得意げにするジョングクがおかしくて、涙は止まらないけど、笑ってしまう。
JK「ありがとう。
傷付けたのに、また会いに来てくれて。
嬉しか、」
『ジョングク。
いいよ、私のために無理しなくて。』
JK「…え？」
『人見知りなんでしょ？
本当は、怖いよね。知らない人だもん。』
驚いたように眼を見張るジョングクに、構わず話を続ける。
『だけど、私を傷付けないように笑ってくれてる。もし私があなただったら、部屋にこもって出てこられなくなると思うのに。』
JK「…、」
これは、前にジョングクが私にくれた言葉。
あなたが忘れてしまっても、私は確かにこの言葉に救われた。
『強い人だね。
だけど、いいよ、私のことなんて考えなくて。
忘れてしまってもいい。』
JK「A…、」
『私が覚えてるから、いい。』
ジョングクが忘れてしまっても、私は覚えてる。
『何度忘れてしまってもいいから、
だから、
私、ジョングクのそばにいちゃダメかな？』
JK「っ、」
昼間、ヨナの答えを聞いて、決心がついた。
�犹笋蓮△燭世修个砲い襪世韻�な��
さらっと言ってくれたヨナを思い出し、笑えてきてしまう。
彼女はきっと深く考えてないんだろう。
だけど、私の背中を押すのには充分な答えだった。
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しから - 泣きました、ありがとうございます！まだ読んでいる途中ですが、大好きな作品です！コメント、読んで頂けると嬉しいです‥！ (2021年11月12日 21時) (
レス) @page32 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あ。さん» あ。様 初コメとっても嬉しいです！(*^^*)このお話はちょっと悲しいですよね（ ; ; ）続きも切なくなりそうですが、うまく書けるように頑張りますね(*^_^*)応援ありがとうございます！！気合い入りましたっ！！2章もどうぞよろしくお願いします！ (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - eriさん» eri様 コメントいただきありがとうございます！とても嬉しいです(*^^*)他のお話も読んでくださったのですね。このお話は少しタイプが違うので不安でしたが、そう言っていただけてとても安心しましたっ！少しでも楽しんでいただけるよう、続きも頑張りますね！(о´∀`о) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» 泣かせてしまってすみません…！！私も書きながら垂れ流してます！！(T ^ T)続きも頑張りますね！また覗いていただけると嬉しいです！！(^ ^) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» さっちゃん様 もう私さっちゃん様を待ってしまっている（笑）嬉しすぎるお言葉をありがとうございます！！そうなんです、すごく迷ってて（ ; ; ）どっちでも悲しいしあーもーどうしようかと！！迷う気持ちを持ちながら、2章ぶつかってくんで、どうぞ宜しくお願いします (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年9月12日 22時
