同居人 ページ17
YG「ジョングクお前、例の同居人って女だったの？」
JK「あー…」
『あ！私はまだ昨日からなので。多分それはテヒョンのことかと…』
YG「…テヒョン？」
テヒョンの名前を出した途端、一層深くなったユンギさんの眉間のしわに戸惑う。
え？
なんか私まずい事言っただろうか？
YG「おい、ジョングギ。」
JK「…なに？」
YG「同居人ってあいつだったのか？」
不穏な空気にジョングクの顔を見ると、彼はあちゃーとでも言うように自分の顔を覆っていた。
ジョングク、お兄さんに言ってなかったんだ。
いや、でも私もテヒョンからは同居人がいると聞いたことがあるだけで、ジョングクのことは何も知らなかった。
JK「俺は、なんでヒョンがそんなにテヒョンイヒョンを毛嫌いするのかよくわかってないけど、あの人はいい人だよ。
…
YG「…俺はそうは思えない。」
JK「ヒョン！
…っ」
何か言いかけて立ち上がったジョングクだけど…
『わ！』
急にふらついて、
そのまま私のほうに倒れこんできた。
『う…そ…、
ジョングク！？どうしたの！？』
倒れたジョングクは深く目を閉じていて、気を失ってしまっているようだった。
YG「…またか。」
『え！？』
ユンギさんは、ゆっくりと私たちの方へ近づくと、特に慌てることなくジョングクを背負い、部屋の奥にある簡易ベッドに横たわらせる。
『あの、ユンギさん、ジョングクは？』
YG「たまに、こうやって倒れるんだよ。
心配ないからあんたはその花束客のところに届けておいて。」
『…でも…、
はい。』
ジョングクのことが心配だったけれど、ユンギさんの有無を言わさぬ雰囲気に、大人しく頷く。
＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
『結構時間かかっちゃったな…』
花束を届けに行くと、ピアノ教室の先生はいつものイケメンじゃないのかと落胆したような顔を浮かべていたけれど、なんとか全て届けることができた。(なんせ30束)
お店に戻ると、シャッターが閉まっていて、臨時休業の文字にジョングクの意識が戻っていないことを理解する。
『ユンギさん？』
中に入っていいのかわからず、従業員部屋の外からユンギさんを呼んでみるけれど返事は返ってこない。
勝手に入ったらまたあの恐ろしい目で睨まれるかもと臆したけれど、ジョングクを心配する気持ちが勝り、思い切って部屋の扉を開いた。
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しから - 泣きました、ありがとうございます！まだ読んでいる途中ですが、大好きな作品です！コメント、読んで頂けると嬉しいです‥！ (2021年11月12日 21時) (
レス) @page32 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あ。さん» あ。様 初コメとっても嬉しいです！(*^^*)このお話はちょっと悲しいですよね（ ; ; ）続きも切なくなりそうですが、うまく書けるように頑張りますね(*^_^*)応援ありがとうございます！！気合い入りましたっ！！2章もどうぞよろしくお願いします！ (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - eriさん» eri様 コメントいただきありがとうございます！とても嬉しいです(*^^*)他のお話も読んでくださったのですね。このお話は少しタイプが違うので不安でしたが、そう言っていただけてとても安心しましたっ！少しでも楽しんでいただけるよう、続きも頑張りますね！(о´∀`о) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» 泣かせてしまってすみません…！！私も書きながら垂れ流してます！！(T ^ T)続きも頑張りますね！また覗いていただけると嬉しいです！！(^ ^) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» さっちゃん様 もう私さっちゃん様を待ってしまっている（笑）嬉しすぎるお言葉をありがとうございます！！そうなんです、すごく迷ってて（ ; ; ）どっちでも悲しいしあーもーどうしようかと！！迷う気持ちを持ちながら、2章ぶつかってくんで、どうぞ宜しくお願いします (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年9月12日 22時
