目が離せないんだから ページ10
JM「ヌナ、へーき？」
JK「へーき？」
『当たり前！！』
周りのお客さんから拍手を浴びながら、2人を抱き起こして自分も立ち上がる。
ふと、視線を感じて振り向くと、
こちらをじっと見つめるユンギ君と目が合う。
『…どうしたの？ユンギ君。』
YG「いや？」
そう言うと、私から目をそらしてさっさと歩いて行ってしまう。
なにか言いたげな気がしたんだけど…
気のせいか。
『テヒョン君と、ジミン君はもうすぐ小学生になるね！』
TH「うん！」
JM「ヌナもいっしょ？」
『んー、通いたいのは山々だけど、私はこう見えて社会に揉まれし大人だからなー。』
JK「ヌナは、ぐぅとほいくえんなの。」
うんうん、
私も毎日お昼寝してぇよぉ。
HS「ユンギヒョンは、中学生になるね。」
YG「うん。」
HS「あ、聞いてよヌナ。
ヒョン卒業式の時すごかったんだよ！」
『え、なにが？』
HS「女子から告られまくってた！」
YG「おい、ホソガ！余計なこと言うなよ。」
へぇーーーーーー！！
やっぱりユンギ君ってモテるんだ！！
いいじゃーん！と笑うホソク君にため息をつくユンギ君。
JM「あ、グガ！だめだよ！！」
JK「？？」
少し焦ったようなジミン君の声に、
向かいに座るジョングク君を見ると、
彼は、あろうことか鉄板を触ろうと手のひらを伸ばしているところだった。
『ジョングク君、危ない！！』
JK「あい」
スカッ
『え？』
ジョングク君の手を掴もうと手を伸ばしたのに、
彼が突然手を引っ込めたせいで、私の手は空を切り、そのまま鉄板に向かって倒れこむ。
やばぃぃぃいいい！！
焼ける！！
焼豚になるぅぅ！！！
あれ？
『熱くない！！』
そういや、火つけてなかったよ！！
ガバッと起き上がると、子ども達は皆涙目になっていた。
JM「ヌナ〜！びっくりした〜！！」
『あはは、ごめんよー！』
トテトテと駆け寄ってきたジミン君。
ポロポロ泣く彼の頭を撫でていると、
いきなりぐいっと腕を引っ張り上げられる。
『…ユンギ君？』
YG「きて。」
『え、なんで…』
YG「いいから。」
私が止めるのも聞かずに、ぐいぐいと私の手を引く彼。
いつの間にこんなに力が強くなったんだろう。
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです！！ (2021年8月25日 22時) (
レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました！！ どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか！？この最高の話は！！！ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません！笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ！わ！わ！えーん！！嬉しすぎてどうしましょうかっっ！！本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます！(＞人＜;)これからも何卒よろしくお願いします…！！ (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん！突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます！笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年5月8日 19時
