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え? ダメ?? ページ2

「流石に、11対1は、看過できないな」


…………えー。


「…………11対2も十分、看過できないかと思うのですが」



「「「なっ?!?!」」」

「えっモネ!」

「…………いや、それはそうですが、」




あら、見事にバラバラな反応。




「え? モネ? 先生って、」

「あー、あのMOSの」

「……誰だっけ、どこかで見たような、」

「音楽担当の方でしょう、」

「強い?」

「……そういえば、私たちも知らないわね、」







………………アスモデウス君の時と、同じことが起こりそうな気がする。

1年生はともかく、問題児にそんな目で見られるのは、一体なぜ???


……確かに、王の教室は、割とあっさり許可を出したし。

実技は担当したことが無いし。

家系能力だって、話すことは無かったし。





でも、でもね。





やっぱり、『魔術無しでのバビルス最強』って言われる理由くらいは、考えてもらいたい、というか……

理由がわからなくても、“最強”なんだから、それなりに警戒してほしいというか…………

なんか、、









「気に入らないなぁーー、」










「(ヤバい、モネがキレてる!!!)」

「(モネ先生…………キレてるな…………)」







「……待って、今このヒト、私たちが来た階段から、、」

「……それじゃあ、アスモデウス先輩はっ?」







「…………彼なら無事ですよ。まぁ、軽い説教と、小さな八つ当たりはしましたが、ね。」




あーー、煙草吸いたい。

エイト先生が私の使い魔だったら、今すぐ吸えたのに。
流石に恐れ多いけれど。

魔術が使えない私は、当然使い魔もいないから、、





……さっさと、片付けようじゃない。



「まあ、私の出る幕は、」


無いかもしれないけど。









バチッ、












大雷撃(ボルガルド)













容赦ないわねー。

まあでも、せっかく、カルエゴ先生からいただいた大役なのだし。

アピール頑張れ。

彼めっちゃ良い子!→←人物おさらい



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作者名:Sela | 作成日時:2023年3月26日 23時

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