バビルス六不思議がひとつ消滅した理由 Second【魔入間】 (ページ26)

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こき使われた弓使いページ26

「音楽祭、お疲れ様でしたーっ！！乾杯っ！！！」

「「「デビールッッ！！！！！！」」」

またこれ……やっぱりダサい。

「僕特製の野菜料理！いっぱい作ったので、どんどん食べてくださいっ！！！」

「「「おおーっ！！！！！！」」」

……確かにこれは、気合いが、、、

ポトフ，ロールキャベツ，麻婆茄子，きんぴらごぼう，筑前煮，その他etc…………

料理が上手いの次元を超えていらっしゃるような気が。

絶対、ヒトに教えられるだけの腕はあると思うのだけど、、

バラム先生達にいただいた差し入れのお返しをしたくて、料理を教えていただきたいと頼んだ時、『無理です！！』って、笑顔で即答していた割には、、

これだけ上手で、ヒトに教えるのが無理だなんて、余程の感覚派なのかしら。

「にしてもロビン先生、随分と元気だよなー」

「なんかあのビデオ、やつれてなかった？」

あ、やっぱり誰の目にも、同じように写っていたのね。

「そりゃあそうですよー！基礎をモネ先生に教えてもらって、そのあとは、ずっとカルエゴ先生と曲に合わせていたので！」

大変だったー！とかおっしゃっているけど、、

それはそうよね、カルエゴ先生、ほぼ腹いせというか、ストレス発散みたいな様子だったし。

「本番は焦って、音を外してしまって…………」

「…………別にモモノキ、そんなに落ち込まなくても、」

「そうですよー！結果、大成功だったし！」

……カルエゴ先生がこの場にいらっしゃったなら、多分ここで、

『お前のミスを、私がどれだけフォローしてやったと思ってるんだ新任ッッ！！！』

とか怒鳴っているんでしょうね。

今頃、問題児クラスの子達と一緒なのかしら。

プルソン君も復帰して、全員が4(ダレス)以上。

収穫祭での若王，音楽祭での文句なしの優勝。

来年度もまた、騒がしくなりそうね。

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魔界の料理に関してはよく分からず、人間界の料理名しか出てきていませんが、そこは大目に見てくださると有難いです。