モフエゴの似顔絵 ページ7
「……ところで、本日はカルエゴ先生は欠席ですか？」
問題児クラスのアホが１匹、準備室に侵入したから、指導していただきたかったのだけど……
「あー……モネ先生は、知らないんですか？」
「本人がいたら地雷ですよ」
……はぁ。
ムルムル先生にイポス先生は、何をおっしゃって、
「いやぁ、問題児クラスのイルマ君がさ、カルエゴ先生を使い魔にしちゃったんだよねー！ 今頃寝込んでるよ！」
…………はぁ。
「絶対に本人の前でその話はしないでくださいよ？！ ダリ先生はともかく、こっちに飛び火来るんですから……」
「……気持ちはわかる」
悪魔が、悪魔を使い魔に？ そんなバカな話、
……いや、でもダリ統括はともかく、ムルムル先生とイポス先生の反応からして、、
…………今度、高級なワインでも見舞い品に贈った方がいいのかしら。
「いやぁ、それにしてもあの召喚されたカルエゴ先生！！ 写真がもーう可愛くて可愛くて！」
「ふぃ？ 写真あるんですか？！」
「いや？ 生徒に見せてもらいました」
「それは残念…………コピーさせて欲しかったのですが」
…………呼ばれてないけどじゃじゃじゃじゃーん。
スージー先生がそこまでおっしゃるなんて、、
そういえば使い魔って確か、召喚者に影響された姿をしていたはず、、と、いうことは。
「モネ先生、もしかしてご存じないですか？」
「……ええ、残念ながら」
「確か、こんな感じだったかしら、」
…………………………oh yeah?
本日の収穫、スージー先生は絵がお上手。
あと、見舞い品はワインよりお洋服にしようと決めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sela | 作成日時：2023年3月7日 23時
