キレたの定義 ページ49
「…………………………壁を破壊してしまったことは、申し訳ありません。弁償致しますので、ダリ統括。お手数ですが、請求書を宜しくお願いします」
「では、私は1年の、音楽祭練習の指導をして参りますので」
「…………何してるんですか、ダリ先生」
「………………いやぁー、ああいう風に怒るとは、、」
「……………………」
「…………取り敢えず、壁は僕が弁償するとして。その、、カルエゴ先生、」
「言われずとも、フォローくらいはしますよ」
「今度何か奢ります」
…………やってしまった。
あんなに怒ったのは、かなり久しぶり、、
いつ以来だっけ……………………
ああ、多分、アクドルだった時、事務所の社長に、、
………………アクドル。
「ケロリさん、ちょっと」
「? ……はい、」
「……あなたは、どうしてアクドルをしているのか、伺っても?」
「え? アクドルをしている、理由、ですか?」
「……家族を見返したい、からですかね」
「えっ?」
「だって、常に優秀な家族と比べられるんです。窮屈ですよ?」
「…………そう、」
「アクドルの素晴らしさが分からないなんて!! 本当もう、どうしようもないんだから…………」
アクドルの素晴らしさ、ね、、
「……でも先生、どうしてそんなことを?」
「……いえ。ケロリさんが練習熱心なものですから。」
アクドルの、素晴らしさ………………
「
「はい!」
アクドル、、素晴らしさ、、?
私は…………私は………………
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作者名:Sela | 作成日時:2023年3月7日 23時