元気いっぱい僕新任!! ページ35
…………それにしても、
「ほれ。昆布茶じゃぞ」
「いや! あの、お祖父様! 私もお酒を!」
「ならんッ! こんな男ばらりの無法地帯で……!」
……過保護というか、心配性というか、孫バカ、、、は違うか。
鬱陶しそうにしていないあたり、モモノキもお爺様のことが好きなんでしょうけど、なかなかに大変そうね……
「もっものき先生ー!!!」
………………。
何だアイツ??????
モモノキは抱き枕ではないのだけれど。
そんなことも分からないのかしら。目が節穴なのかしら。可哀想、拷 問のついでに、解剖して研究してみたいくらい。
「ねね、モモノキ先生が新任の頃って、どんなだったんですか??」
「そのっ、わっ私が新任のときは、、っ、カルエゴ先生が教育係で、、っお世話にっ!!!」
「僕と一緒だぁー!!!!!!」
……モモノキが茹でだこになってる、、
「あっじゃあ、カルエゴ先生の! 教育係は??」
「っ! そっ、それは、」
「誰? 誰っ?!」
……他の先生方も、興味津々な目でご覧になってる。
やっぱり、ダリ統括に一方的に教えられたことは、実は良くなかったんじゃ、
「僕だよ!!」
「「「えっ?!」」」
……なんだろう。
あの焼き鳥の持ち方が、妙に苛立たしい。
「……嘘に1票」
「冗談に1票」
「酔ってるに1票……うぅっ、」
「……それはブルシェンコ先生でしょ」
「あれー? そんなにペラいかなぁ、僕の発言」
「普段の自身の態度を振り返ってみてはいかがですか」
「モネ先生厳しいー!」
……はて。真情を吐露して、何か問題でも??
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作者名:Sela | 作成日時:2023年3月7日 23時