検索窓
今日:5 hit、昨日:24 hit、合計:60,224 hit

可哀想な魂狩り byアメリ ページ11

……さて、5つ目の曲も無事、弾けそうだ。

ここまでできれば、他と繋げる時もスムーズにできそうだ。

かなり順調に計画が進んでいて安心する。



それにしても……私にあの【六色のピアノ】を実行させるだなんて、モネ先生はなかなかに大胆な方だと思う。


感情を表に出すことが少ないヒトで、生徒と積極的に関わろうとするタイプではないようだが、まさかこんな形で関わることになろうとは…………。


これを引き受ければ、生徒会業務の手伝いに加え、体術指導まで行ってくれるというのだから、私にとっては、これ以上無いほどの提案だったのだが。


私の家系能力は、身体能力が物を言う鼓舞魔術だから、指導していただけるのは本当に有難い。

が、、なんというか、、、












「わ、私が【六色のピアノ】を? で、ですが、」

「大丈夫です、私は前任から仕事を引き継いだ初日に弾きましたが、あれから一度もランクは上がっていません。7(ザイン)のままです。」

「そ、そうでしたか……」




「…………失礼ですが、その話を生徒に伝えれば良いのでは?」




「それを申し上げた際、ダリ統括は抜け駆けするなとおっしゃいましたが?」




「………………」

「スージー先生からは、夢の無い話を生徒にするなと」

「………………」

「カルエゴ先生に至っては無視」

「………………」

「……引き受けてくださいますか?」

「……善処いたします」











それはそれで、夢が無い気もする。

無論、楽譜を盗むなど言語道断だが。

あと、あと、、






モネ先生のランクが上がらないのは、先生が音楽教師だからなのでは???






少なくとも、私が知っている限りでは、曲を弾いて守護が与えられるのは、音楽教師を除いた、バビルス関係者だったような…………。

もの凄く言いたい。モネ先生は普段から隙の無い、尊敬すべき教師ではあるが、これは流石に可愛らしい。……のだが、、







自他共に認める
『魔術無しでのバビルス最強』,



怒った姿は、通称
魂狩り(ノン・レクイエム)』。








うむ。練習しよう!!!!






六不思議が6番目
消滅まであと12日ーー








ーーーーーーーーーーー

やっとルビの振り方わかって嬉しい作者。

調子に乗ってガンガンに振りまくってます。全パート修正済。

温かい目で見守ってくださいませ。

八つ当たりはヒトよりモノ→←※今後の展開について



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sela | 作成日時:2023年3月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。