254話 ページ9
本日の17時半頃、ロンドンパレスで会いましょう。ドレスコードがあるので、正装も欠かさずに 背の高いお兄さんより
｢背の高いお兄さん!｣
この前日本エリアに着いた途端全速力で走ったからまともにお礼言えてないしちゃんと言おう!
でも、
｢なんで正装…?｣
＊
秋達に手紙を見せて皆より先にロンドンパレスに行く。正装と言われたので春菜ちゃんに見繕ってもらったけど、これで大丈夫かな〜
｢こんばんは、お嬢さん｣
｢お兄さん!｣
手紙の中にはご丁寧に地図まで入っていたので、それを頼りに歩いていると、お兄さんがいたので慌てて走る
｢先日はありがとうございました!急いでたもので、走り去って行ってしまいすみませんでした…｣
｢いいえ、無事に辿り着けたようで安心しました。では、行きましょう｣
｢？｣
｢お兄さんイギリス代表だったんですか!｣
会場に皆より一足先に入ればなんと煌びやかな!
綺麗なドレスを着たお姉さんやお兄さんが食事をしたりグラスを交わしたりでもう別世界!
ちゃんと正装してきたつもりでも不安になり自分のドレスや靴を見ていれば大丈夫ですよと言ってくれたので安心したが、
初耳
お兄さんの正体が次の対戦相手の方だとは思わずにビックリすればお兄さんはﾌﾌｯと控えめに笑う
｢改めまして、イギリス代表のエドガーと申します。よろしくお願いしますね｣
｢えっと、AAです。こちらこそお願いします〜｣
｢Aはまだ着替えてないのか?｣
｢あ!それなら会場に先に行ってるわよ?｣
｢え｣
｢A宛に手紙が来たらしくて、呼ばれたのが私たちよりも前だったから｣
｢すまない、先に行ってる｣
｢ちょ、豪炎寺くん!?｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
