【ｗｒｗｒｄ！】真面目な書記長補佐！！ (ページ8)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:38,067 hit

第八話ページ8

朝七時に食堂に集合だったな。

コネ「あ、おはようさん！」

『おはようございます。』

幹部の皆さんも、もうすでに集まっているようだ。

グル「そうだ、A。今日のうちに必要なものを城下町で買いに行け。俺がついて行こう。」

トン「グルさん。あんた今日までの書類いくつあると思ってんの？また、丸投げするつもりですかね？」

グル「そ、そんなわけないだろう。」

鬱「僕、今日までの書類ないで？」

コネ「あ、おれも！！」

シャオ「俺もないわ。」

トン「じゃあ、その三人ってことで。」

いくら幹部候補といえど、三人もついてきていただく必要があるのだろうか。

申し訳ないな。

グル「連中は遊びたいだけだ。気を使う必要ないぞ。」

ゾム「せやで。荷物持ちにでもこき使こーたり。」

『はあ。』

そもそも、新しく買い足したいものなど筆記用具くらいだろうか。

鬱先生、コネシマさん、シャオロンさんはトントンさんに買い物に行く前の注意を受けているようで、大きな声で騒いでいる。

ここに来てから、毎日が騒がしく楽しくなったような気がするから不思議だ。

軍に入ってから、お金を使うことをあまりしなかったから、結構な額がたまっていたはずだ。

それで、付いてきてくださった皆さんにお昼をご馳走するのもいいかもしれないな。

私は久しぶりの城下町に思いをはせた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今回から、かぎかっこの前の人の名前の書き方を変えてみました。

前よりも読みやすくなっているとうれしいです。