未来予報士現実主義者の恋物語【シンタロー】

第２２話＊ある日の恋物語 ページ24

A「光r…！」

あたしは、２人に気づかれないように、ドアの影に隠れた。

音芽「光琉くん…音芽、光琉くんのこと、好きなんだ。」

光琉「えっ！？//////」

音芽「音芽と…付き合ってください！」

光琉「…俺も、音芽のこと好きなんだ。

こんな俺だけど…よろしく。」

心が、壊れそうだった。

なんで、音芽なんかと…！

涙が、止まらなかった。

人生で初めての失恋。

こんなことになるなら、未来が読めるようになる力が欲しい。

…なんてね。

馬鹿馬鹿しい。

こんな非現実な話。

でも、目の前で起きているのは現実なんだ。

あたしは、タイミングを見計らって、２人の雰囲気を壊すことにした。

最低だな。あたし。

平然を装って、あたかも今来たかのように教室に入る。

A「ちょっと光琉？

生徒会の書類、準備してるの？

もー、音芽もいきなりいなくなっちゃって…。

探してたんだよ？ずっと。」

くだらない嘘だなぁ…。

でも、音芽ならきっと引っかかってくれるだろう。

音芽「え、Aぽんごめんね？

あ、そうだ！

あとで一緒に帰ろ？話したいことがあるの！」

そんな幸せそうな顔でいわないでよ。

A「あ、バスケ部次のメニュー外周だから行くね！

ごめん、音芽、あとでね！」

音芽「バイバーイ！」

あたしの心はもう傷みきっていた。

ナイフや針で刺されたような感じ。

それでも足は止めず、バスケ部の練習に向かった。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

コメ返しです！

祈梨ちゃん！
改名したよね！
前ibだったけど、こっちのも良いと思う！
順位、本当に私にはもったいないくらいだよ。
本当、文才もアホみたいになくて…(´；ω；`)
前作もたくさんコメくれてありがとう！
祈梨ちゃんの言葉はいつも私の支えになってるよ！
これからもよろしくね！(^-^*)

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