新たな出会い2 ページ45
.
シゲと2人で飲みに来るのは久しぶりだ。
入社当時はそれこそ本当に犬猿の仲だったかも。
かなりこいつのこと苦手だったし。
でも今じゃなんだかんだで
助かる存在なんだよねぇ。
仕事出来るしさ。
うまく劇場回せるのよね、シゲは。
きっとそのうち副支配人とかになりそう。
「この前のクレームって結局解決したんだっけ？」
『あーなんとかしたみたい。
あん時のオフィスの空気やばかったよね』
「まあな。でもお前そんなオフィスで
カップラーメンすすってたよな。笑」
思い出して笑いだしたシゲ。
『ちょっと！笑いすぎなんだけど』
「まあお前のいいとこでもあるよな、
そういうとこ」
『ほめてんの？それ！！』
「んーどうだろ。笑」
それからしばらく、仕事の話で
あーだこーだ話した。
『ねぇ、シゲはさぁ。
好きでもない女の子とヤ れる？』
「ブハッ。お前急に変な事聞くなよ！
……そりゃあ男だしデキんじゃね？
まあもうこの歳になるとそんな気に
なんないけどさ。」
『そうなの？でも若かったらそりゃあ
誰とでもデキたりするよねぇ…』
「まぁ若くなくてもデキる奴はデキるし。
俺は…っていう話。
で？若い男とヤッたと？」
『ちっ違う違う！！友達の話っ！！』
そうよね。
まだ若いからおばさん相手でも
シたくなったってとこかな…
私ってば付き合うのかなんて考えて
勘違いして恥ずかしいわ。
でもやっぱり心のどこかでショックで、
なんだか気分が沈む……
シゲと別れてから来た駅前の本屋。
いつも買ってる映画雑誌、今日発売日だったよね。
雑誌のコーナーを探していると
ラスト1冊のお目当の雑誌を見つけた。
「『あっ…』」
スーツを着た男性と同時に触れてしまって、
慌てて手を引っ込めた。
『すみません！
私は見るだけだったのでどうぞ！！』
仕方ない…他の本屋さん寄って帰ろうかな。
会釈してその場を去ろうとしたら
「あ…！！あのもしかして…
あそこの映画館で働いてますよね？」
なんて言われてビックリして顔を上げた。
あ、この人…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - ほーぉ(o^^o)おデート(o^^o) (2017年10月11日 21時) (
レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - お豆腐のお鍋作ってくれたアルバイトしてた子ってちゃんみん？早く読みたい〜 (2017年9月28日 8時) (レス) id: f487d5f463 (このIDを非表示/違反報告)
ゆたこ(プロフ) - 最後読んでムフムフしてます(*´艸｀)続き楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月27日 14時) (レス) id: 894268d632 (このIDを非表示/違反報告)
Mika(プロフ) - いつも楽しみにしてます。Twitterも申請させていただきました。よろしくお願いします(*^^*) (2017年9月26日 16時) (レス) id: c8c63ee546 (このIDを非表示/違反報告)
たり(プロフ) - はじめまして^ ^みゅうみゅうさんの書くチャンミン大好きです。twitterも申請させていただきました。よろしくお願いします。続き楽しみにしてます！ (2017年9月26日 7時) (レス) id: d010d06332 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゅうみゅう
| 作成日時：2017年6月24日 10時
