幼馴染と無気力と。【月島蛍】

第38話 ページ46

ピピッー


試合が始まった。


私は後半から試合に出ることになった。

初めはMB(ミドルブロッカー)のレシーブを見たいという繋心からの指示だった。


最初に点が入ったのは町内会チーム。







菅さんの速攻。



＿＿＿大地さんがとても嬉しそうにしている。



…あぁ。

『…いいな。』



烏「え？なんか言ったか？」



『なんも。』


あんな風に笑える。

嬉しいと思える感情。



…全部、私が去年、失ってしまったモノ。


そんな中、



田「行け日向！」



ドッ



あ、変人速攻決まった。



繋心は驚いてる。



次に笛が鳴った後、
トスが旭さんに上がった。


それはブロックに阻まれ、床に落ちる＿＿＿




そう皆が思った瞬間。




同級生と比べると小柄な手。
厚さ約2cmの手が、ボールの下にあった。



それは、まさしくスーパーレシーブ。



西「だからもう一回、トスを呼んでくれ！！
エース！！！」


上がったボール、菅さんは誰に上げるか
迷っているはず。


影「菅原さん！！もう一回！！決まるまで！！」



おーう。
王様、なんてドS←



菅「嶋田さ＿」



東「スガァーーッ！！！」


…ネットから少し離した高めのトス＿＿＿


それが、東峰さんの、得意なトス。



『これは、決まる。』

打ち切ってこそ、エース





ガガンッ








…やっぱり、いいな。



＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿_
ごめんなさい。更新しなくて。
夢宇です。

ほんっとに忙しいんです。受験のせいで。
冬休みになったら、1日1話は更新します。

出来るだけ話を飛ばす方法はありますか？
良ければコメント欄で教えて欲しいです！
よろしくお願いします！

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