幼馴染と無気力と。【月島蛍】

第3話 ページ5

あの後、プリントをまとめてホチキスで留め、の作業を繰り返し、


無事に終わらせられた。





『…終わった。』




月「そうだね。これはここに置いとけばいいから…


帰るよ、A。」




『ん。帰ろ、蛍。』





そうして、学校から少し離れた頃、



『あーまだ部活入ってなくて良かった。

そうだ、さっきの部活のことだけど…


別にバレーが嫌いなわけじゃないから。』




月「そう。じゃ、明日バレー部の見学行くけど、Aはどうする？」





『んー…』


行きたいわけじゃないけど、でもな…



バレーは。私の全てだ。



『…行く。でも嫌だったら先帰る。』




月「分かった。無理しないでよね。」




『それは大丈夫。』






なんていう会話をしているうちに家に着き、




あっという間に寝てしまった。






次の日、

一限の学活で


委員会決めをした。




『じゃあこれでいいですかね…？(ずっと立ってるとかだるいんだけど←)』





「決まりだな。ちょうどいい時間だしな。ぴったりだぞ。」





こんな感じで一限は終わった。






その後の授業はテキトーに受けて、
とうとう今から部活見学である。



月「失礼しま〜す」


蛍の後ろに隠れてたけど、田中さん？って人が騒いでたな…


山「Aちゃん、大丈夫？さっき絡まれてたけど…」



『ん、ああ大丈夫だよ、忠。心配しないで。』





その後、





…だけど、まぁついて行ったのはいいんだよ？




だけど…こいつと会うとは思って無かった。




そう、そいつの名は…









影山飛雄。

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