幼馴染と無気力と。【月島蛍】

第15話 ページ19

私は幼い頃、両親を事故で亡くした。“不慮の事故”と呼ばれるものだった。

親戚たちとの縁は切れかかっていて(烏養家以外)、身寄りの無かった私は施設に入れられる寸前、この月島家に引き取られた。




「『ただいま』」



月島母「あら、おかえりなさい。遅かったのね。」



『…ちょっとめんどくさいのに絡まれて…』



月島母「あらあら…そうなのね。あ、ご飯にしましょ！お腹空いてるでしょ？」



ぐうという音がお腹からなった。



『あ…///』

恥ずかし。


月島「プッ…アハハ(笑)」



『ちょっ…蛍！べ、別にいいでしょ。私だってお腹空くの。』



月島「ハイハイ。」



月島母「はーい、出来たわよー。」



『食べよ。』


『「いただきます。」』



月島母「食べ終わったら順番でお風呂に入ってね〜。」



『あ、はい。』


そんなこんなで1日が終わった。

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