12a-nation ページ12
「これ間に合うのかな〜
田代「リハーサルには確実間に合わないね、さっき遅れるって連絡しちゃったし」
「んー、誰もいなかったらここで声出しするのにな」
田代「絶対やめてね」
「分かってるよw」
ここは神戸から東京に向かう新幹線でございます
トラブルか何かで新幹線が遅れており、
現場にも遅れている。と言うのが現状です。
今日の現場はa-nation、いろんなアーティストが出ると言うことで、裏でだけど有名な歌手の生歌が無料で聴けるのは楽しみ！
「今日のa-nationって韓国のアイドルも出るんだよね？」
田代「うん、そうみたいね」
「絶対アイドルファン多いよね、、、私大丈夫かな、超アウェー感とかないよね。さすがに凹むよ？」
田代「、、、大丈夫じゃない？知らないけど」
「出たよ無責任発言、、、」
田代「本当に1人もいなかったら私が客席で応援してあげるじゃん」
「それなら0の方が遥かにましだからw」
田代「心配しすぎなのよ、」
現場到着
田代「すみません、お待たせしました」
「すみません」
PD「いえいえ、新幹線のトラブルはしかたないですよ、それよりリハーサルできないまま本番迎える新井さんが心配で、、、大丈夫ですか？」
「はい、問題ありません」
PD「良かったです、ではこのまま控え室にお願いします」
控え室
「遅れてごめん、お願いします」
待っていた顔馴染みのスタイリストとヘアメイクに挨拶をする
橘「災難だったね新幹線トラブル、今日はなんか希望の洋服ある」
「全然ない、お任せで！」
橘「そう言うと思ったから1着しか用意してないんさけどねw」
「毎回毎回w、私がピンクがいい！とか言い出した時どうするつもりなのw」
橘「平謝りだねw」
着替え終え
伊藤「ヘアメイクは？希望ある？」
「ないない、なんでも」
伊藤「本当、なんでもって口癖だよねA」
橘カオルと伊藤エミはプライベートでも良く遊ぶ数少ない友達だ
「いや、こだわりとか全くなくて。いつも助かってます」
プライベートで遊ぶ時、仕事でもないのに洋服を選んでくれたり、ヘアメイクをしてくれたりする
伊藤「そういえば、ASuperJuniorって知ってる？」
「知らない、海外の人？」
伊藤「うん、さっき人数足りないからってヘルプに行ってたんだけど8人組の韓国の人で、韓国語だから内容は分かんなかったんだけどAって言ってたから、知り合いなのかなって」
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作者名：ぼっかるだ | 作成日時：2020年2月11日 20時
