11(EHside)臆病 ページ11
EH side
リョウク『ヒョン、なんでAに連絡先聞かなかったの?』
『なんで俺が聞くんだよ』
リョウク『え、だって好きなんでしょ?』
変なところで感が鋭いよな本当、、、
『、、何言ってんだよw 好きじゃないよ?』
リョウク『そうなの?好きだと思った〜、な〜んだ』
そう言ってリョウクは自分の部屋に帰り
俺も自分の部屋に帰る
『メンバーが減って、最近いろいろあったし、
俺だけ好きなことできないだろ、、、』
自分の声だけが部屋に鳴って消える
シャワーなど明日の支度をし
ベッドに入る
20代だったら迷わず言ってたな、、、
俺も大人になったってことか、
目を閉じた暗闇に出てきたのは
Aさんだった
歌声はもちろん顔や仕草、
気遣った言動や、照れた笑顔
お箸の持ち方すごいきれいだったな、、、
食べ方も。
そして連絡先を聞かなかったとこで
もう2度と会えないかもしれないと後悔が襲う
でもこれで一生会えないとしたら
それも運命だったんだろう
連絡先を聞かなかったのは
聞けなかったのではないと事情のせいにして
ただ聞く勇気がなかった自分に見てみぬふりをして
眠った
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作者名:ぼっかるだ | 作成日時:2020年2月11日 20時