７話 ページ9
必要なものはこれで買い揃えられた。あとは作るだけだな。
私は駅に向かうために、都会の街を歩いた。
？「な、今からあそこ行かへん？俺オススメなんよ」
…あれ、どっかで聞いたことのある声…がする。
女「いいね〜！ちょうどお腹すいてたし、行こう行こう！」
私は声のする方に目を向けた。すると見慣れた顔がそこにはいた。…鬱だ。この前女と別れたって言ってたくせにもう新しい彼女できたのか。さすがだな。
…じゃなくて、なんでここにいんの！？あいつならトントンとバイオやってると思ったのに…！
びっくりしていると、この人混みの中で鬱と視線がバッチリ合った。
ut「あれ、光希じゃん。奇遇だね」
女「友達〜？」
鬱と一緒にいる女が私の方を見た。歳は同じくらいだが、明らかに…学校では校則違反になるであろう髪色をしていて、メイクもキメている。逆にこのメイク技術尊敬するレベル。
ut「あぁ、高校で同じ生徒会をやってる三波光希だ」
女「へぇ〜結構可愛い顔してるじゃん、光希くん、モテるでしょ？」
『え、いや…あの…』
あんなに派手な生徒会を知らないとなると、高校は違うみたいだ。まぁたしかにあの髪じゃあ…私の高校だと一発アウトだからね…。
ut「こいつ、学校では俺と1･2を争うくらい人気なんやで」
女「やっぱり〜！でも私は鬱くんのものだけどね〜」
ut「ありがとう」
目の前でイチャイチャ始めないでくれ。お願いだから。(切実)
ut「そういや」
鬱は私の手元にある紙袋をチラッと見た。
ut「えらい買い込んどんな、何買ったん？」
『え、いや、特に何も…！』
ここで中身が毛と布とかってバレたらかなり引かれる…それに色々リスクを負いかねない…！
ut「まさか、エ〇本とか買い込んでんちゃうん？」
『それは鬱だけでしょ…！ごめん、俺ちょっと急いでるから、また明日学校で！』
私はこの場から1秒でも早く逃げ切るため、鬱に手を振りながら、颯爽と帰った。
ut「え、おい、みつ…！！行っちゃったか…」
女「なんか不思議な子だねぇ、可愛くて女の子みたいだったし」
ut「あいつに浮気したらあかんで？」
女「分かってるよ、心配しないで！」
ut(…あいつが持ってた紙袋から出てた…あれは…レース？？…なんのために…)
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璃菜 - 私は、shpくん落ちがいいです!! (2020年4月14日 17時) (
レス) id: 2c75128629 (このIDを非表示/違反報告)
美蘭(プロフ) - rauru@1945さん» ご意見ありがとうございます！はい、少し遅れ気味になってしまっていますが頑張ります！|´-`) (2020年4月13日 16時) (レス) id: 9739ce79c0 (このIDを非表示/違反報告)
美蘭(プロフ) - もっちさん» レス遅れてごめんなさい！ご意見ありがとうございます！参考にさせていただきますね|ω･`) (2020年4月13日 16時) (レス) id: 9739ce79c0 (このIDを非表示/違反報告)
rauru@1945 - 僕shp落ちがいいです！……でも美蘭さんのだったら誰落ちでもいいです！更新頑張ってくださいね！ (2020年4月12日 16時) (レス) id: 46f5492d3d (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 私はzmさん落ちがいいと思います、、、。。初コメで失礼します。皆さん言ってるように美蘭さんならどんな落ちでも素晴らしく書けそうなのでぶっちゃけだれでもいいかも← (2020年4月6日 19時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美蘭 | 作成日時：2020年3月13日 10時
