【w.r.w.r.d.！】愛してるよ、みーにゃ！【男装女子】

２４話 ページ26

2日後。月曜日の朝だ。

私はウィッグを付け、制服を着て家を出た。


今日は朝から朝会がある。2週間に1度の行事だ。私は朝会の仕事のために先に生徒会室へ向かう。


『おはよう』

sho「お、光希、おはよ！」

『おはようシャオロン』

sho「腹大丈夫か？？」

『腹？』

sho「ほら、腹筋したろ！筋肉痛になってないかな思うて」

『あ、大丈夫だったよ』

sho「それは良かった、トントンが腕死んだみたいでな、少し心配しててん」


先日、腕立て伏せ50回を合計8セット行っていたトントンは、副会長席で両肘を付いてなにやら考えているようなポーズを取っていた。


sho「あの状態から動かれへんらしい」

『悲惨すぎる…』




gr「よし、みんな集まったか。手短に会議するぞ」



生徒会長席に座っていたグルッペンは足を組みながら肩肘をついている。

その声に反応した他の生徒会役員も席につく。私も自分の席へ座った。


gr「今日行うのは、学園長挨拶、文化祭委員長挨拶、各部の表彰、地域住民からの学園総評、その他だ。司会はショッピ、頼む」

syp「了解」

gr「地域住民からの学園総評については皆の机に資料を置いておいた。始まるまでに目を通しておいてくれ」


目の前にある紙資料をペラっとめくる。
地域の方々から寄せられた、学園の校風や生徒態度の評価を行なったアンケート的なものだ。

私は一通り目を通し、資料を閉じた。




gr「目を通しただろうか。では、朝会に向かうとしよう」

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