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開会の儀 ページ38

そしてついにイベント当日。
私とエーミールさんはイベント開催のための儀を、城下を一望できる場所で行った。


「国民の皆さん、本日はイベントにご参加いただきありがとうございます。
本日のこのイベントの目的としては、まだ皆さんが出会ったことの無い本と出会うことを目的としています。

たくさんの本と出会い、たくさんの本に触れる。それはとても素晴らしいことです。ウィスタの国民の皆さんであればその素晴らしさもきっと知っていることでしょう。

今日1日、素敵な出会いをお楽しみください!」



国民から拍手が巻き起こる。
よっ、エーミール様ー!と言う声も聞こえる。


その声に照れたようにお辞儀をする彼。

挨拶が終わると、城内へと彼が戻ってくる。


「素晴らしい開会の儀でしたよ」

「あ、ありがとうございます」

「とても緊張なさってたんですね」


ふふっ、と私が笑うと彼は目を背け、顔を手で隠した。


「あの…Aさん、良かったら城下一緒に回りませんか?」

「いいですね、行きましょう」


そうして始まった【ばざあ】は無事始まった。

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莉萠 - はぇー尊いですわぁ…(遺言) (2020年3月13日 21時) (レス) id: 25d831dc40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 尊すぎてもう…語彙力が…消えた (2020年3月11日 14時) (レス) id: f290e267c1 (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - 尊い、、、尊すぎる、、、 (2020年2月23日 5時) (レス) id: 94ac8c4fca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美蘭 | 作成日時:2020年2月20日 15時

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