よくお似合いで。 ページ36
全てのチラシが配り終わり、城内へと戻った。
そのほうこくをするため、私はエーミールさんの部屋へと向かう。
彼の部屋のドアをガチャっと開け、中へ入る。
「エーミールさん、チラシ配り終わりました！」
「お疲れ様です、Aさ……」
彼は私の顔を見るなり、動作が停止してしまった。
「エ、エーミールさん？どうしました？」
「あ、いや…その…その髪飾りどうされたんですか…？」
「これですか？これ、城下の方から頂いたんです。手作りみたいなんです、どうでしょう？」
「よ、よくお似合いです…」
彼の言葉に、不意に心がドクンと鳴った。
なんか…彼に似合うと言われたことが素直に嬉しい。
「あ、ありがとう…ございます」
自分から聞いといて、何照れてんの私…！？
あああ、なんかすごく恥ずかしくなってきた…
「すみません、用件はこれだけです！失礼します！」
「え…ちょっ…！」
バタンっ！！
私は勢いよく彼の部屋の扉を閉め、部屋へと足早に向かっていった。
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莉萠 - はぇー尊いですわぁ…(遺言) (2020年3月13日 21時) (
レス) id: 25d831dc40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 尊すぎてもう…語彙力が…消えた (2020年3月11日 14時) (レス) id: f290e267c1 (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - 尊い、、、尊すぎる、、、 (2020年2月23日 5時) (レス) id: 94ac8c4fca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美蘭 | 作成日時：2020年2月20日 15時
