【カゲプロ×忍たま】赤色ヒーローの室町奮闘記

主人公 は め を うたがった !の段! ページ16

「あら、似合うわね!あっ、すみません……」

「いえ、タメ語……いや、敬語無しで構いませんよ。山本さんの方が年上なんですから」

「……本当に変わってるのね。じゃあ敬語は無しにするわ!」

着物着方を教わっているうちに、山本さんの笑顔が増えていった。

「あら?その赤い襟巻は外さないの?それにその頭巾みたいな物……」

「襟巻!?あ、これは『マフラー』と言って、本来は冬に寒さをしのぐ為に使う物なんです。これは『パーカー』という服ですよ」

「まふらー……ぱーかー……。冬にする物なのに、どうして今しているの?夏よ?服も随分厚着だし……」

「ちょっと訳があって詳しくは言えないんですけど……このマフラーと服は、大事な物なんです」

山本さんは俺のマフラーとパーカーをしばらく見つめていた。そして、

「私のこと、『シナ』って呼んでもいいわよ。私もサノちゃんって呼ぶから」

と言った。

「!!…………はい、シナ先生」

俺がそう呼ぶと、花が咲いたような笑顔を見せた。




「じゃあ、事務室に案内するわ」

「はい、お願いします。」

山本さんの後ろをついて行くと、甲高い声が聞こえてきた。

「ねね、今度はぎゅーってして!」

「……はい」

「きゃー♡」

………な ん だ あ れ は ! ?

自分の目を疑ったぞ。何だあの逆ハーワールド的な世界は!?

A は 『逆ハーワールド』 を みつけた ! A は どうする ?

▽ 話かける

▽ 逃げる

▽ 冷たい 視線 を 送る

▽ 必殺技



次回、主人公キャラ崩壊!!(次回と言わずしばらくキャラ崩壊します)

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