第3話 ページ15
「変に嫌な予感しなしねえな」
グレイがいきなり発した言葉に疑問を浮かべる
「今まで一度も来なかったことがないのに
今年に入ってから来なくなったってのは
なんか行けねえほどの事情があったってことだろ」
「うん」
「どんな事情があったにしろ
一回は会いに来るだろ、本人が足悪いこと知ってんだからよ」
言われてみればそんな気はするが
本当のことは全くわからない
とにかくマリオン村を目指した
───マリオン村───
エルミーユの知り合いがいるマリオン村につき、住所を頼りに探した
家に着きドアを叩いたが数分経っても本人は現れなかった。声で呼んでみても誰かがいる気配はなく、結局誰も出てはこなかった
少しその場で立ち止まっているとある男性が声をかけてきた
「あんたらそこで何してるんだ？」
「あの、ここにラルフィーユという方がいると聞いたのですが」
「あんたらはラルフィーユとどういう関係だ？」
「別に知り合いとかじゃねえよ
依頼できたんだ」
「依頼？」と返す男性にAは
エルミーユという女性から手紙を預かったというと
エルミーユという名前に酷く反応し
いきなり悲しい表情になり
どうしたのか聞くと
「こいつは……ラルフィーユはとっくに死んじまった………
エルミーユの家に向かう途中、列車が路線から外れて崖から落ちて………それが丁度今年に入って直ぐのことさ」
「え………そんな………」
「ラルフィーユはエルミーユの子供だ
エルミーユがこの村を離れて1週間後に足を悪くしちまって、この村に帰れなくなった。
あの村までは遠いいからな、頻繁には会いに行けなかった、だから月に一度は会うってことになってた…」
「じゃあ…ラルフィーユさんは」
「もういねえよ
あんたらエルミーユから手紙預かってんだろ、貸してくれ」
エルミーユから預かった手紙を渡すと
彼は読み始め、数分後に読み終わり
Aに返した
「ラルフィーユが念のためだっつって書いてた遺書を預かってんだ、持ってってエルミーユに渡してくれ」
遺書を預かり、その村の近くにある大きな木の下で休んでいた
ありえないとこを聞いたからか
2人は何の会話もなく時間が過ぎていった
．
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御子柴琥珀(プロフ) - 鬼龍さん» 了解しました！ ですが、更新が遅れてしまう可能性がありますのでしばらくお待ちください。 (2015年11月22日 10時) (
レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍 - はじめまして!!このお話大好きです☆リクです！グレイと甘々で、実はみんなに見られてたっていうのを！なんかマニアックですが､､､お願いします!!更新頑張って下さいね♪ (2015年11月22日 1時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 銀の妖精さん» まぁありがとうございます。頑張ります！ (2015年8月10日 22時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
銀の妖精(プロフ) - 初コメ失礼します。本編からずっと見てます！この作品本当に大好きです!!!!なのでお気に入り100人突破(正確には130人？)、自分のことのように嬉しかったです笑 更新頑張ってくださいね♪応援しています!!! (2015年8月10日 18時) (レス) id: 87a172a744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴琥珀
| 作者ホームページ：http://kohaku mikosiba 0423
作成日時：2015年8月10日 17時
