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-五頁目- 弁解 ページ5

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「 えぇっと…あの、あんな?銀ちゃんはSでもMでもなくていやでもどっちかと言うと将来Sになりそうな子やけど、でも、でもな?もし今からキャラ変する事になったら作者も大変というか、原作に沿っていないというか、そういう仕草をする漫画とか色々読んで一から勉強し直さんといかんとかあるし───い゛っ 」




「 初っ端から何言ってんだおめー 」

「 痛てて…何って、銀ちゃんがいじめられとるんや思て、弁解を── 」

「 てめーのその弁解のせいで俺に変なイメージがついてんだよ!! 」

「 ……?それの何がいかんの? 」

「 お前は俺を助けたいんじゃなかったの?? 」

「 ごめんちょっと何言うとるか分からんへんわ 」

「 そっちの方がよっぽどSじゃねーか!! 」





少年達は呆然とする。そりゃそうだ。いきなり現れた見知らぬ少女に先程まで剣先を向けていた少年についてマシンガントークされたのだから。


銀時とAはまるで周りには誰もいないかのように話を続けていた。




「 そうや銀ちゃん、はよ戻ろや。いつも居なくなっとるしびっくりするよ〜。まぁ今なら先生のゲンコツ付きやけど 」


「 おまえそれ言って戻りたくなると思う? 」




「 きっ貴様らァァ!!無視をするな! 」
「 な、なんて身体能力……人間じゃねぇよ… 」




「 っあ 」




Aは反射的に肩をピクっと動かした。口から息が漏れる。これは無意識だった。


そしてそれには二つの理由があった。



一つは人間という言葉。もう一つは───









「 銀時。よくぞ言いました 」




「 そう…侍たる者ハンパはいけない。多勢で少数をいじめるなどもっての外 」









Aはジリジリと後ろに下がり今度は後ろにいた少年二人を庇うように躊躇いがちに両腕を広げ、後退させた。

少年達は当然何が何だか分からない顔をしており、呆然としたままだった。






「 あ、あの……少し後ろに…、下がった方がいいかと…。砂が舞うので… 」


「 …はぁ? 」





「 君たちハンパ者がサボリを覚えるなんて百年早い 」

「 ぶべら! 」




瞬間、銀時が埋まった。

-六頁目- 白髪?いや銀髪です→←-四頁目- 見つけれた奇跡(笑)



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運動系引きこもり(プロフ) - 琥珀@中也が尊いさん» 琥珀@中也が尊いさんコメントありがとうございます!分かりました、検討してみます! (2021年2月28日 12時) (レス) id: 9fef19786d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀@中也が尊い(プロフ) - 表紙がすごい銀魂感。作者様が書かれたのですか?あの、作者様が書かれたのであればもし宜しければ文字がないバージョンを上げて頂きたいです。すっご表紙好きです (2021年2月28日 1時) (レス) id: bc2916a5a7 (このIDを非表示/違反報告)
運動系引きこもり(プロフ) - きみをさん» きみをさんコメントありがとうございます。あぁぁあ、ありがとうございます……ッ!更新頑張りますので是非とも本編の方も読んでいってください……!! (2021年1月31日 13時) (レス) id: 9fef19786d (このIDを非表示/違反報告)
きみを - はぁぁぁ好きすぎる、、更新楽しみに待ってます! (2021年1月30日 23時) (レス) id: 2684e373b7 (このIDを非表示/違反報告)
運動系引きこもり(プロフ) - リアさん» リアさんコメントありがとうございます……!一気読みしてくださって嬉しい限りです^^本編もどうぞ読んでください!映画は私も泣きました……。これからも応援よろしくお願いします (2021年1月26日 0時) (レス) id: 9fef19786d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:運動系引きこもり | 作成日時:2020年2月9日 17時

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