幕府のボディーガードさん3【銀魂】

第102訓-柳生篇-二 空っぽな手の恋 ページ2

.





「………ほらよ。これ、欲しかったんだろ。」



古い少女漫画の少しクールな彼氏みたいなセリフを言って、憧れだった絵本の女の子が被っていたシロツメクサのかんむりを照れながら渡してくれた。



……そっちは気づいとらんかもしれんけど、その時私はどんだけ嬉しかったことか。不格好で絵本に描かれていたかんむりとは程遠かったけどな。




それを持ち帰っては眺めて、時々被った。だけどどんどん枯れていくから悲しかったなぁ。



え？恋はしてるのかって？…どうなんやろ。



でもな、形は変わってしまったけど今もバカみたいに笑ったり泣いたり怒ったりしてるみんなの姿を見ると思うんや、私。







こんな風にみんなと過ごせる時間が何よりも楽しいって。








…………………これは恋じゃないやろうな、多分。







やっぱ遊園地の時に土方さんが言っとった通りやった。恋だの愛だの、私にはよう分からんな。
────









東雲(しののめ)A


姫カットの黒髪ショート

黒目


武器は両手剣(背中に差してある)別名大剣。服の中に護身用として短刀。



服装はこんな感じ↓(普段着)






役職 将軍様、そよ姫様の護衛(ボディーガード)



年齢は銀さん達と同じで。性格は読んでいけば分かるようになってます。(多分)
基本ボケ担当基本ね、基本。ツッコミもする時はするよ。



イメ画

第103訓-柳生篇-三 衰弱した精神→←第101訓-柳生篇-一 股の玉

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す