第4訓 物騒なモン向けんなこっちに ページ4
「それよりテメェ一体
「何者って……元攘夷浪士東雲A。」
茂々は驚いた。こんなあっさりと言うものなのかと。どうやらAは将軍にバレた時点で諦めているらしい。
松平は真っ直ぐAに銃を向ける。
「攘夷浪士ってんなら…豚箱にでも入れてやろうかねェ。攘夷浪士の東雲っつたら、その両手剣で敵を真っ二つに切り裂き常に前線で派手に暴れまわってたっつう…その姿はまさに殺戮の鎧。」
「物騒なモン向けんといてや。こちとら攘夷浪士する気も攘夷戦争する気もJOY洗浄する気も無いんや。……でも、」
Aは好戦的に笑い、ゆっくり立ち上がる。松平は警戒体制に入る。
「“最期まで抗う”“借りたモノは返す”これが私の武士道や。これに背いたら私の侍像が
そう言ったがやはり力が入らなかったらしく前のめりに倒れる。
「オイ!」
「せめて……恩、を…………、」
Aは意識を失った。
△△△
すごい美味しそうな匂いがする。
それでAは目が覚めた。ここはどこだろう。あの後捕まって豚箱にでも入れられたのか?
そう思ったが、思っていた牢獄よりも遥かに広く、そして綺麗だった。
今自分が来ている着物も上品な物になっており布団の質も最高な物だった。
「…起きたか。」
「……将軍…に松平か。これはなんの真似や…。」
「東雲A。将軍徳川茂々として命じる。」
「は?」
「余とそよの護衛になれ。」
△△△
第5訓 いやいやいやおかしくね?→←第3訓 長い髪だったらふぁーっ、ってなるけど短い髪だからそんなのにならない
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迷い猫 - 絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください! (2021年10月11日 7時) (レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ!!これからもよろしくお願いしますね!! (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ!素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい!応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます!!そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね!(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:運動系引きこもり | 作成日時:2019年5月19日 22時