第28訓 誰かを護る時の刃は何よりも強い ページ28
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△△△
「銀時。私の選んだ選択は間違っとったんかな。……あの時無理やりにでもアンタの手を掴んどったら、あの時、晋助が差し出してくれた手を重ねとったら、何か変わってたんかな。」
Aの声はまるで迷子になった不安な様子の小さい子みたいな暗い声だった。
銀時は落ち着いた声ではぐらかした。
なるべく本当の気持ちをのせて、ゆっくりと。
「さァな。……でもテメーが選んだ選択なんだ。信じてみた道を行けばいいさ。」
Aは思い出す。なんであんなに銀時を護りたいと思ったか。そんな言葉をかけてもらってAが欲しいと思った言葉を何気にくれて。
救ってくれたからだ。
銀時とは互いが互いを執着し過ぎていた。それの結果があの五年前の事だった。
「そーやね、正解なんて分からんもんな。」
───笑った。
正確には顔をしかめて、微笑んだ。心優しい母猫がいたずらばかりの子猫たちを見守っているような、なかなか魅力的な表情だ。
銀時はそれを見て柄にもなく嬉しく思えた。
△△△
どこからかサイレンの音が聞こえてきた。真選組だろう。
「銀時、今日……というか
もう、なんというか二人だけの世界みたいだ。Aからは柔らかい雰囲気が出てるし、銀時は女子と喋った事がない中学生の男子みたいに顔をほんのり赤くさせていたから。
当然、あるあるの方程式でAは気づいてないが周りから見れば何かと銀時の方の気持ちを察せる。
でも
そして二人はバイバイも告げる事なく、そのまま別れた。
△△△
ファミレスからの帰り道。万事屋三人は横を歩いていた。
「銀ちゃん良かったアルな。」
「……あァ。(イロイロと……育ってた。)」←
「銀さん。これ小説ですから心の中丸見えです。そしてAさんに謝れ。」
【銀と�遒凌振司� 終】
真胸とは作者が作った言葉で意味は心境と似たようなもんです。
第29訓 子作りは計画的に→←第27訓 悪ィな、てめーら。この小説ちとシリアスシリアルが多いぜ
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迷い猫 - 絵うま！！絵うま！！絵うま！！絵うま！！絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください！ (2021年10月11日 7時) (
レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ！素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい！応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます！！そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね！(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：運動系引きこもり | 作成日時：2019年5月19日 22時
