第7訓 あえて知らないということで。はい、よろしくお願いします ページ7
「A!Aはどこじゃー!」
1人のじいさんが城を走り抜いている。それは捜している人がいるから。
「どうしたんですか?ていうか私の名前、なんで二回呼ぶんですか?」
「おお、A!そこにおったか!」
そよ姫様のじいや、六転舞蔵だ。
いや無視ですか
「どうしたんですか?じゃない!!姫がおらんのじゃ!」
お前仕事しとらんじゃろう!!とお叱りを受けてるA。
まぁ、昨日の事、話すわけにはいかないかな。と思いはぐらかす。
「え?仕事ならしてますよ?松平の書類。」
「そうじゃない!お前の本業は護衛、姫と将軍様のボディーガードじゃろうが!姫に何かあったらどーする!」
まァそれはそうなんだけど。でもAはそよ姫様の言葉をボヤ〜と思い出す
「大丈夫ですからね!」
そう言ってたからなぁ…。なんて。
「腹か減ったら帰ってきますよ。」
「姫をなんだと思っておる!!」
「うるさいなぁ…。血圧上がりますよ。」
なんじゃとぉぉぉ!!っと叫び声をBGMにAは置いてあった両手剣を背中に装備して歩き出し、久しぶりに出る江戸の街に出た。
△△△
「かぶき町の女王さん。ありがとうございます。」
「いいってことヨ。それよりもうここには近づかない方がいいネ。江戸で最も危険な町アル。」
公園でブランコに乗ってる品の良い少女が一人。先程ドッキリマンシールを寄越せと少年二人に絡まれていた所、紫の和傘を差したチャイナ服を着た少女が助けてくれた。
「お嬢さんお困り事アルか?私何でも相談のるヨ。万事屋神楽とは私のことネ」
「ふふ、ずい分とたくさん名前があるんですね。うーん…困り事…そうですね、じゃあ」
少女は目を閉じて思い出す。黒髪のショートカットの彼女を。見逃してくれた彼女を。
“一日友達になってくれませんか?”
これが“友達”の始まりだった。
△△△
「ちなみに言うと私の身長は女にしては高めの169cmです。両手剣の長さは2mですね。
あと、自分より目上の人間だとおもったら敬語を使って、それ以外は素で話します」
↑一応の補足です。
第8訓 廃刀時代なのに思いっきりデカイ剣を持ち歩く。まァ、幕府の人間ですから→←第6訓 脇だけ洗っときゃいいんだよ 脇だけ
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迷い猫 - 絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください! (2021年10月11日 7時) (レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ!!これからもよろしくお願いしますね!! (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ!素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい!応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます!!そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね!(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:運動系引きこもり | 作成日時:2019年5月19日 22時