26話 ページ26
風「ご協力感謝する。このことは「降谷って誰ですか。」
あのあと安室さんが運ばれた病院は警察病院だった。
なぜ警察病院に・・・答えは簡単だった。
安室さんが・・・降谷さんが一般人じゃないからだ。
安室さんこと、降谷さんはただの探偵じゃなくて、本当はもっと・・・。
「さっき、風見さんが安室さんを追いかけてきたとき、あなたは安室さんのことを降谷さんと言っていました。そこで考えられるのは、安室透というのは偽名で、本名は降谷ということです。残念ながら下の名前はわかりませんが。」
風見さんをじっと見つめながらそう言った私に、風見さんはうつむいて答えた。
風「いくらあなたが警察でも、簡単には 降「いいさ」
驚いてベットを見ると、顔を歪めながらこちらを見つめている安室さんがいた。
「よかった・・・。」
降「心配かけて済まない。怪我の件は後でじっくり話そう。それより、Aには僕のことを全く話していなかったな・・・。心配かけて済まない。」
そう言って微笑みを浮かべる安室さんに涙が止まらない。
降「・・・単刀直入に言う。僕の名前は降谷零。職業は、公安警察だ。」
公安・・・。
安室さん・・・ううん、降谷さんの言葉にずっと引っかかっていたモヤモヤが晴れていった。
「じゃあ、やっぱり安室透は偽名?」
私の言葉に、こくんと頷く降谷さん。
降「怪我をしたのは、潜入調査のせいだ。驚かせてしまったよな。君には隠し事だらけで・・・本当に済まない。」
そう言って降谷さんはうつむいた。
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降谷くんの嫁(プロフ) - 電車の中で読んじゃった。゚(゚´ω`゚)゚。 (2月12日 18時) (レス) @page39 id: 477f3f4110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 21時