銀の魂を手にいれろ (ページ7)

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今日のご飯はキノコご飯でも食べようかなぁページ7

金払えへん時はこの道場売り払うって約束したよな！
捨てて前こんな道場」

その言葉に激情した妙はキノコ男を殴りつける。
直ぐに男の側近と思わしき黒服達が妙と新八を拘束する
キノコ男はお怒りのようで「女やと思って手ぇ出さへんと思っとんちゃうぞ」と殴り掛かるが

「女の子は大切にしないと、モテねぇぞ、おっさん」

坂田が動くより先にAが動き男の腕を掴みとめる

「そうだぞ、そのくらいにしとけよ。ゴリラに育てられたとはいえ女だぞ」
「いや、ゴリラには育てられて無いだろ、多分」

その光景を見て黒服達は拘束を解く
Aも掴んでた手を放す。

「は、はん！こんな道場にまだ門下生何って居ってんな！」

二人の登場に焦りながらも男は本題と言わんばかりに下品な顔つきをして妙に詰め寄る。

「わしな、この間から新しい商売はじめてん
ハイレグしゃぶしゃぶ天国ゆうてな」
「は、ハイレグ？！なんで！」
「そんなんわしが好き輩に決まってるやろ」

ハイレグと言えば遊郭の事だ
今の江戸では禁止されており御縄問題だ
男は笑いながら「空の上やからなにしたって許される！
役人の目もない！やりたい放題や！！」と叫んだ

男は妙にこのハイレグで働いて金を返すように言う
新八は「こんな道場の為にする必要はない！父上が僕らに何を残したっていうんですか！」と叫ぶが
妙は「親の大切にしてきたものを子供が守るのは当然よ」と言いながら自分が身売りすることで道場を守る事を決め、男達と出ていこうとする
それを新八が必死に止める

「姉上！どうして…！？」

妙は新八に優しく微笑む

「確かに、こんな道場護ったって苦しいだけ…でもねぇ…私、捨てるのも苦しいのよ…同じ苦しいなら…私はそれを護るために苦しみたいの」

そういった妙は、寂しそうに笑った
そして妙は連れられていくのだった。