相互の呪い ページ8
〜NakamuSide〜
俺は驚いた。
夢で見た「仲間」の内2人が、今俺の前に立っている。
何故なのか教えて欲しい。
そうすればこの、理不尽な呪いから解放されるのか。
10年間の願いだ。
〜BroooockSide〜
「君達の名前は？」
と彼が聴いた。彼に名前を聞かれるのは出会ったとき以来だ。
「びーあーるおーおーおーおーしーけーでBroooock。ぶるっくでもぶるーくでもどっちでもいいよ。ちなみに本名はグレン」
順番が逆？
…この名前は、あまり好きじゃないから。
「次、隣の君…」
友達の英雄に名前を聞かれ、緑色は口を開いた。
「俺は…。」
沈黙の数秒。
「あ、れ？」
…流石に嘘だろ。
「シャークん、って呼んで。由来は確か...忘れた」
「そっか。」
数秒でそう返す。Nakamuが息を吸う音が聞こえる。
「君も…」
「俺と、一緒なんだね。」
嗚呼、やっと解った。
この二人の記憶は混濁してる。
だから唯一なのか判んないケド、僕が元に戻してあげるんだ。
ねえシャークん、Nakamu？
あのゲートを潜ってから今まで。
君たちには一体何が有ったの？
「え…」
シャークんの困惑する声。
「俺も…自分の名前を知らない。いや…「思い出せない」の方が正しいのかもしれない」
「じゃあ！」
僕は言った。
「君の名前は...「なかむ」で！」
「え…」
彼は驚いた様な表情になった。
小さな声で何かを呟くと、言った。
「じゃあ...教えてくれる？俺に俺の知らない過去があるんなら。」
僕はその言葉を、ずっと待っていた。
唯、Nakamuが呟いた一言。
「やっぱり夢と同じだ」
が、胸に変に引っ掛かって離れない。
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べにくん - 続編楽しみですね〜！ (2019年7月14日 15時) (
レス) id: d72e94c381 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続編も楽しみに待っています！ (2019年7月14日 12時) (レス) id: 9242bd45dc (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 抹茶んさん» 始めまして！全部読んだんですか？！ありがとうございます、頑張ります！ (2019年6月29日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - べにくんさん» ありです！亀ですが頑張ります♪ (2019年6月29日 14時) (レス) id: 689ccac82f (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 夏々さん» 有難う御座います！(*´ω｀) (2019年6月29日 14時) (レス) id: 689ccac82f (このIDを非表示/違反報告)
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