元の体 ページ45
〜シャークんSide〜
頼む...戻ってきてくれ...
俺はNakamuが欠片をはめていくのを祈りながら見つめていた。
これがあまり知られていない、魔力崩壊した者を元の体に戻す方法なんだ。
但し...それと同等の魔力を持ったものが力を送り込めばの話っ！
ぶるっくに止められるだろうから、言えなかったこと。
Nakamuが最後の欠片をハメた時、俺はそのクリスタルに手を翳していった。
シャ「「ヴォ―タァー！」」
その隣ではNakamuが、不思議そうな顔で此方を見つめていた。
その瞬間、目が眩むほどの青く、眩い光が俺らを包んだ。
目を開けると。
なか「きんときぃぃぃぃぃ！」
其処には既に、Nakamuときんときが居た。
きん「Nakamu...俺...」
彼は自分の身体を見ると、言った。
きん「これ…。元に戻るのは何年ぶりだろ...ありがとう、皆。」
ぶる「いいってもんよ、きんときが居ないと楽しくないよ。」
きん「はは...ありがとう！」
するときんときは、自分の腕を捲りあげた。そこには、俺たちが今まで見たことがなかった、
青い紋章が光っていた。
きり「あ…」
きん「へへっ…『青の宝石』完全復活！」
なか「復活！」
皆で笑い合った後、きんときはNakamuに向き直り言った。
きん「ごめんね...ずっと隠してて。」
なか「運命」
きん「え？」
なか「運命なんだって、きんとき言ってたよね。でも俺はそれが納得できなかったんだ。だって、だって君は消えてもずっと、俺のことを想ってくれてた。とてつもない魔力を毎日消費して、すっごい辛いはずなのに、君はきんときとしての形を保ち続けて、俺の傍に居てくれた。」
きん「...」
なか「約束なんかしなくたって僕らは出会ったんだ、君は消えてく中自分で俺を見つけたんだ！これは運命なんかじゃない、絶対違う！これはきんとき、お前の努力の結果だよ…最初っから決められてたわけじゃない、絶対。」
きん「Nakamu…！ごめん。ありがとう！」
俺は微笑ましい光景に何故か、別の意味で見ていられなくなって空をふと見ると、青い空はもう夕焼け色に染まっていた。
2人の影が、夕焼けに綺麗に映った。
ぶる「そうだ、シャークん嘘ついてまた無理した！」
シャ「っげ！だ〜か〜ら俺はそんなに弱くないって！」
なか「いいから座る！あ〜！まだ熱引いてないじゃん、今日は安静な」
シャ「ええ…。」
俺は逃げながら5人を見た。
おめでとう。
元に戻れたね、きんとき。
これからも、よろしく。
6つの色の本気の戦い。【3周年記念番外編】→←欠片ときんときの魔力
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
