凍った心と ページ29
〜きりやんSide〜
ぶる「エクスプロージョン！」
その時俺はとても驚いた。
ぶるーくが、魔法を使いこなしていたから。その顔はとても生き生きしていた、彼の暴走の証である橙色の瞳は既に光を放っていたが、ぶるーくはそれを制御できている。
スマ「なんだよ、ぶるっく魔法使えてるじゃん...」
なか「ほんとに。」
スマイルとNakamuの溜息のようにも聞こえる呟きは、爆発音にかき消された。
きり「うわっ！」
俺の結界もかなりのダメージを受けたのかヒビが入り始める。
きり「くそっ...紋章持ちの魔法になんか負けたくない...」
「「ライトバイルア！」」
俺の必死の叫びで、結界は光を取り戻した。
その時だった。
シャ「何で…？」
シャークんとぶるーくの動きが、急に止まった。
俺は、ぶるーくのやりたいことを察し、結界を解きぶるーくの隣に行く。
ぶる「きりやん...」
ぶるーくに目で合図を送ると、彼は言った。
ぶる「僕は、やっぱり戦えない。シャークんを傷つけるなんて、出来ないよ...気づいた？僕ずっと、こけ脅しだけで威力のない魔法、使ってたんだよ？」
シャ「どういう、ことだ？」
シャークんが攻撃の手を止めた時、スマイルが止めに入った。
スマ「ちょっと待て。…そこで隠れてる奴ら、そろそろ出てきたらどうだ？大事な兵器が逃
るぞ」
スマイルの声が一瞬低くなった。怒っていると悟る。
「これは驚いた。私の潜伏結界を破れた奴は、今まで一人もいなかったのに。流石だな。」
すると男と数名の研究員たちは、シャークんに向き直り言った。
「ミドル、何故躊躇する、こいつ等に復讐することがお前の目的じゃなかったのか？」
その言葉を聞いて分かった。
…こいつはシャケを利用する気だ、シャケの悩みに付け込んで魔法で惑わせて...
きり「お前...！」
でも、その突き出そうとした腕を、ぶるーくに止められた。
ぶる「シャークん、ごめん。ずっと辛かったんだよね。一人で僕らを守ろうとして、無理してたんでしょ...？」
するとシャケは明らかに動揺し、頭を抱えて言った。
シャ「何を言ってんだ、俺は...！」
するとぶるーくは、喚くシャークんに歩みを進め優しく言った。
ぶる「恐がらなくて大丈夫。僕らは、君を絶対に傷つけない。今度は僕らが君を守るよ？」
シャ「…！」
シャークんの動きが、再度止まった。が、
「迷うことは無い、最強の戦士。やっと自由に力を使えるんだ。」
邪魔が、入った。
ワイテル人の喧嘩の予感？（日常編）→←ワイテル人の特訓（日常編）続きの続き？の続き
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らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
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