隠した強さの弱さ ページ24
〜きんときSide〜
そこまで言うと、ぶるっくは急に言葉を詰まらせた。
きん「どうした...？」
きり「言えない？」
スマ「ぶるっく...」
ぶるっくは、泣いている。
どんなことがあったのか、俺らは知れない。
きん「おい、泣くなよ、な？」
するとぶるっくは、少し頷いてから言った。
その事実に。
俺らは絶句した。
シャークんは、双子の弟で。
緑の一族の掟で、双子は呪われているから。
2人を離さないといけない。
それでシャークんの父が、力がありすぎるシャークんを、
隔離と称して、自分の研究所に閉じ込めた。
勿論、シャークんが抵抗しないわけもなく、
父はそれを抑えるために、
シャークんの食べ物に、強力な魔法薬を混ぜていたらしい。
きん「何で...本当にそいつは親か？」
ぶる「その人は、シャークんを最強の兵にするって言ってた...多分、敵の国とかに売るんだと思う。シャークん、たまに暴れた時あるでしょ？あれ、魔法薬の副作用なんだよ...」
俺は初めてシャークんに会った時のことを思い出した。
あの日、暴れていたのは...本当は...
ぶる「あの日暴れてたのは、研究員だけ気絶させて逃げようとしたら、気が付いたら全員...って言ってた。」
スマ「お前は何でそれを知ったんだ？今の説明じゃ...」
ぶる「家に行ったら、そのお父さんと、お母さんが喧嘩してるのを、全部聞いちゃったんだ。それで...」
シャークんは魔法薬を知らない内に飲まされていて。
いつの間にか、全く抵抗しなくなったらしい。
すると、今まで黙って聞いていたNakamuが、立ち上がっていった。
なか「絶対、許さない…。きりやん、スマイル、お前ら何人までテレポートさせられる？」
スマ「俺、無理...」
きり「俺2人までなら一緒にテレポできるよ」
きん「じゃあ...俺待ってるよ。」
なか「ほんとに、いいの？」
きん「うん。だって俺、攻撃使えないだろ？」
ぶる「そっか...」
その時、スマイルが言った。
スマ「やばい！シャークん視てない...！」
きり「そうだった…！」
2人の腕が少し光り始めた。
難しい間が流れる。
暫くするときりやんが叫んだ。
きり「早く行こ！シャケが、シャケが魔法に掛ってる。高等魔法の幻術だ、このままじゃあいつまた暴れ出す、速く止めないと...！」
すると俺以外はあわだたしく動き始めた。
も
なか「じゃあね、きんとき！」
きん「グッドラック！」
俺はそのまま、みんなが光の中に呑まれるまで、手を振っていた。
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らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
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