Prologue ページ1
「はは…僕、またやっちゃったよ...」
僕は人を殺したというのに真っ白なその両手を見つめる。
その上に、一粒の涙が落ちて、蒸発する。
あれ？何で僕、泣いてるの...？
これは、
僕の意思のはず、嬉しいはずなのに...
「力が、あれば何でも、何でもできる！」
乾いた俺の笑いが、もう誰もいない廊下に響く。
何で今まで抑えていたんだろう。
力がすべてを支配する世の中なのに。
その腕が、少し震えていた。
え？俺、恐がってる...？
「お前にこの力は、必要ない。」
「何で！？待って！お父様！」
突然奪われた俺の力。
その誇り高き証である手の上の紋章は、消えていた。
何で？
今まで、ずっと一人前になる日を夢見てたのに...
「逃がしませんよ！」
黒いツルが俺の足を拘束している。
このままじゃ、俺は...
「※※※※！」
「来ちゃだめだ！」
そうだ、彼だけでも...
「逃げて！」
俺は向こう側にいる彼に一言だけ叫ぶと、最後の力を出して、杖を掲げ呪文を唱えた。
君だけは...！
「見つけた。」
俺の光。
ようやく、一つになれるんだね…
…
「…！」
「…mu!」
？「Nakamu!」
突然名前を呼ばれ、俺は体を起こす。
白い靄の中、誰かが俺を呼んでいる。
？「良かった、やっと思い出してくれたんだね…。」
「君は...？」
すると彼は哀しそうな顔をして、言った。
？「俺の名前は…」
なか「うわっ！はあ、はあ...」
目を覚ますと、いつもの寝床。
夢、か...
ずっと、何かを忘れているような気がするんだ...
思い出せない...
そして、それぞれの思いは、1つに交錯する。
赤色は復讐を誓い。
緑色は力に頼り暴走し。
黄色はその力を妬み。
紫色は真実を隠し続け。
水色は何かを探して。
青色はずっと...
///
そして、光と影が6つ集まり、白となる。
「ねえ、旅に出ようよ。この世界を、僕らで変えよう？」
…バグガハッセイシマシタ。
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らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
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