そのに、青が水色を救った話 ページ47
今度のお話は、青色が水色を救い、魔力崩壊するまでの10分間を書いたものである。
〜
〜NakamuSide〜
なか「はあ、はあ...」
もう息切れも激しい。
「探検してみよ！」と軽い気持ちで入った深い森の中で迷子になり、凶暴なな食人花に遭遇してしまったのだ。
既に俺たちの全速力は品切れ。
きん「一か八かテレポートするぞ、レオ!」
なか「…うん！」
その時。
きん「テレポ…っちょっ！なんでそんなとこにいんだよ！？」
なか「え…」
俺はいつの間にか、きんときと離れてしまっていた。
道が二つに分かれていたのだ。
こんな状況で、一瞬の戸惑いは命取り。
俺は直ぐに怪物に、追い付かれてしまった。
きん「レオ!!何やってるんだ逃げろ！」
なか「…」
解っていた。
逃げなきゃ死ぬことくらい。
でも。
なか「俺...死んじゃうの？」
足が、竦んで動かない。
身体が、恐怖で動かない。
喰うつもりだろう。怪物は無抵抗に成った俺の体にツルを巻き付けると持ち上げた。
きん「レオッ！」
親友の声が聞こえる。
その瞬間。
―――キイーン…
耳鳴りの様な高い音がして、世界が止まった。
なか「フレッド…？」
俺はツルの中で、彼を見た。
既に息が上がっているはずなのに、青い顔をしてそこに彼は立っていた。
きん「なに...やってるんだよ…早く、逃げ、ろ…！」
時間魔法はとてつもなく体力を消耗する。
俺もそれは知っていたから、急いで氷の剣を作りツタを切ろうとした。
なか「切れろ！」
叫んでも、中々ツタは切れない。
ようやくツタが切れ、俺の体が自由の身になった、その時。
きん「ああっ…！もう...間に合わ…駄目だ！急げレオ！」
俺は、また逃げ遅れてしまった。
タイムストップが、切れた。
その時。
きん「俺は…お前を守る！」
彼の声が聞こえた。
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らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
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