リーダーの勇気 ページ19
〜シャークんSide〜
少し前。どうすればいいか困っていた時に、Nakamuが言った。
「俺がぶるっくを、助けに行く。」
シャ「え…。危険すぎるっ！そんなの...」
俺は一度は止めた。だけどNakamuは久し振りに見せるさわやかな笑顔で、俺に言った。
なか「大丈夫、だってきんときだもん。俺は...まだ信じてる。」
シャ「でも...」
「お前一人じゃ心配だ」とは、言えなかった。でもNakamuは、俺の言いたかった事を、何となく察している様で。
なか「…リーダーとして、せめてこれだけはやらなくちゃ。俺は…ぶるっくを守るためなら、自分が力の吸収源に成っても、いいって思ってる。」
シャ「それは！それなら俺が言ったほうが...」
なか「いや、駄目だ。シャケが行ったら、歯が立たない。またさっきみたいになりたい？」
シャ「あ…」
なか「ごめんね。絶対戻ってくるから。ぶるっくと、きんときと3人で。」
シャ「でも俺は...ただ待ってるだけなんて...」
なか「いや、シャケ。」
決意の表情のNakamuは、俺に何故かかっこよく見えてしまって。
なか「シャケにお願いしたいことは…」
〜
〜きりやんSide〜
シャ「「シャケにお願いしたいことは...きりやんを、救ってあげて」だって、さ。」
きり「Nakamu...」
俺は自分の腕を見つめる。彼奴は力もそんなに無い、強い魔法も使え無い、紋章も無い、普通の魔法種族の子供だった。
だけど、その頼りないと見えるかもしれないふんわりとした笑顔で、唯一皆をまとめられるリーダー。俺を、俺の居場所を作るために、自分も追われる方法を選択した。
彼奴がこんなに...。
シャ「で？お前はどうするの？」
きり「え…？」
そう聞かれても何も出てこなかった。
誰が正しくて、誰が間違ってるのか。もうわからなくなってしまって。
シャ「俺はお前を助けにここまで走ってきた。Nakamuは一人で紋章持ち、青�祁呂旅皸娘鐶欧卜�ち向かってる。で、お前はどうするんだよ？」
わかってる。それは解ってるんだ。
でも...
きり「俺は...。…シャークん。」
シャ「？」
きり「俺は、スマイルを探す。どれが正しいのか、自分で彼奴に訊く。だから協力してっ！」
そういうと、シャケは優しい笑顔で、俺に言った。
シャ「皆のムードメーカーは、笑って居なくちゃ。それでこそきりやんだよ。さ、行こ！」
きり「…OK!」
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らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
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