16話 ページ16
『うっ…うぅ……//』
松「キリン……首長ぇ…………」
『(関係ないのに周りの視線が気になる……)』
松「あっ。あっちで触れ合いやってんだってよ。行こうぜ!」
『は、はぁい…//』
楽しそうにはしゃいでいる松田をなんとなく止めてはいけないような気がして、動物に集中でず松田に引かれるままに後ろを歩く。
松田自身、私が下になにも着ていない事に気が付いてないようらしくマイペースなままに行動する。
松「A」
『な!なんでしょう!//』
松「ウサギって…Aに似てるよな……」
『………ん?』
なんか恥じらい吹っ飛んだ。
ウサギと私、似てるか????
松「ハムスターの方が似てるか……」
『待って、その基準は何なんです??』
松「ほら。そっくり」
ウサギを抱きかかえ私の顔に近づける。
目の前にいるウサギは鼻をヒクヒクと動かしながら真っ黒な目で私を見つめてくる。
正直。私は動物が好きだ。
癒しでしかない。
だから、そんな間近でウサギに見つめられたら我慢できずにはいられない…
『か、かわいぃ〜……っ!』
松田が抱えていたウサギを手に取り抱きしめ頭を撫でる。
目を細め気持ちよさそうにしているウサギを見てぎゅぅっと胸が締め付けられた…。
これまでの嫌な事が全部流されていくような感覚に思わずウサギ様…と、拝みたくなった……
ふわふわヤバいんですけど……
松「やっぱりそっくりだな…」
『あ!あっちにひよこもいますよ!あッ、あるぱか…!』
松「ぶはっ…!」
『笑わなくてもいいじゃないですか!もふもふは正義なんですよ!』
「そうだな」と笑いながら言う松田に、抱いていたウサギをエリアの中に戻しひよこが集められているケースへと向かう。
ケースの前に座り込み手をそっと入れると、何事か。と私の手にひよこが集まりくちばしで手を突いてくるのが擽ったい
『ふふふっ、か〜わいい〜…』
松「過去一の笑顔だな……」
『当たり前です。皆が一番だもんね〜』
松「将来動物とか家に飼いたいよな〜」
『ですねぇ…猫とか……ハムスターでも……って、一人でですけどね!』
松「チッ」
『舌打ち……』
松「気づかねぇと思ったの…………ッ!?」
『流石に気づくでしょ…』
松「………A。お前…誘ってる?」
『……は?』
松「……ん。」
『………ひッ!!//』
ケースに反射され奇跡的に映った私の姿に足を地面につけた。
や、やばい…見られたッ!
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月見(プロフ) - みらい@マサイさん» はい!末永く!! (1月21日 18時) (レス) id: a8d5a980d3 (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - 桜神さん» 桜神さんだ!自分のペースでしていくので、機会があればお願いします(笑) (1月21日 17時) (レス) id: 98691296bc (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - 月見さん» ありがとうございます!!頑張ってドンドン出していくので永久にお願いします(笑) (1月21日 17時) (レス) id: 98691296bc (このIDを非表示/違反報告)
桜神 - みらい@マサイさん» 完結お疲れ様でした。次のお話も読めたら読ませていただきます。これからも応援してます。 (1月21日 16時) (レス) id: 8b7eb4bb5c (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とてもキャラクターたちに躍動感があって読んでいてとてもおもしろかったです!!新作など楽しみにしています!! (1月21日 11時) (レス) @page30 id: a8d5a980d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2024年1月7日 6時