【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

2ろく話 ページ26

時が過ぎるのはあっという間で、ひろはとうとう高校へと進学してしまった。




『ひろくんカッコいぃ〜……』


景「そうかな？」


『うん…凄くかっこいい………もっと好きになっちゃいそう』


景「っはは、ありがとう……でも先にお兄ちゃんにいって言ってあげてね」


『私は素直に生きるのです！お兄ちゃんもかっこいいし似合ってるけど、ひろくんの方がカッコいい！』


零「なんでひろばっかり……」


景「……零の妹好きは治まらないな」


零「ったり前だ！Aが大人になってもずっと僕の1番はAだけだ！」


『お兄ちゃん…私は大人になったらひろの物になるなら2番目だよ。』


零「なｯ…！！ひろーーー…！！」


景「ぅわ！ちょｯ、やめろよ零…！」




首に腕を巻き付けじゃれ合う2人を見てほこほこした。
推しと推しの絡みはいつ見ても素晴らしい…
大人になってもこれは家宝並みに永久保存対象ですね、はい。




景「って！零時間ヤバいって！」


零「うわ本当だ！」




バタバタと騒がしくする2人に、
中学とあまり変わりないな……と思う俺の頬をガシっと零に掴まれる
急な事にビクッと体を硬直させていると、何故か頬にキスをされた




零「行ってきます」


『ｯ……い、て…………ぁ。行ってらっしゃい…！』




今まで作中では見せたことの無い笑顔でそう言ってくる零に対し、俺の頭はキャパを越えた
頭がパンクするって言うのはこの事か……と納得したよ。
返事が出来た俺を褒めたたえて頂きたい。
と言うか、ガチ恋に変わるかと思った。あの笑顔は反則だと俺は心の底からそう思います。

ぜひリアル世界の友達にも見せてやりてぇ…………
あれは……誰もが好きになるやつだ。皆降谷推しになるって。

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