【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

に話 ページ2

︎︎




暇だ。





開口一番にこんな事を言うのもどうかとは思うが、赤ちゃんになっただけで現実世界でやっている事とさほど変わらない。
せっかく夢の中で零の妹として居れるのだから、傍にいてくれていても良くないかな。零よ

それにしても、零の妹になって数日が経過しようとしているが一向に目を覚ます気配がゼロです。
ゼロだけに。
………いやほんとすみません。




『だぁぶう……ぁ………うあぁあ………』




日本語すらまともに話せない……赤ちゃん不便。
何言っても母親には通じないんだから困ったもんよ。
あれからひろも家に来てくれないし、零とずっと外遊びに行ってるし、俺放置？って感じですよまったく。もっと俺をかまえーー！




『だあぅぁあ！！』




………………………うん。辛い
折角だし寝返りの練習でもしてみよっかな……。
こうなりゃ急成長して母親と零を驚かせてやるぜ！
そうと決まれば全身に力入れて……てこの原理を応用して…………




『ん"ｯ！だっ……んぶあｯ…！』




で……できた…………
やべ吐きそｯ。

これあれだ。走りまくったら吐き気が催すやつだ
赤ちゃんでもそんな感覚は着いてるんだな〜……超不便。




「A〜、ご飯のじか………」


『だぁ』




あっ。どうよこれ！もう寝返りができるんだぜ！！
俺自身何歳か知らねぇけど。




「……………っ、ぅ……うぅ…」


『だっ？！』




え、待って泣かれた！！？
ごめんじゃん母！なんで泣かれてんの俺！？




『んだ……ぶっ…あーぁ、あー！』


「初めての寝返りは……動画を撮るって決めてたのに…ｯ」




この瞬間俺は心の中で、 成長は母の前で と記録しておくことを決めた。

泣かせてすみませんでした……

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