嘘の調査 ページ28
「すみません!お待たせしました!」
高「いや全然大丈夫だよ。」
「今日は部活休みだったんですけど助っ人で呼ばれまして……」
今日私は、刑事である高木渉警部補とデートする。
高「それじゃあ行こうか。」
「はい!」
事の発端は昨日…。
私はコナンくんに呼び出されお父さんに内緒で毛利探偵事務所に伺った。
呼び出された場所に行くとコナンくんと、毛利先生と、見たことも無い男性が座っていた。
私の姿を見たコナンくんが手招きで私を男の人の横に座るように指示され、私はなるべく端に座る。
「え、えっと…私に何か……?」
毛「今日はAくんにお願いがあってだな…」
コ「おじさん、まずは紹介しなくていいのかよ。」
毛「ッるせぇ!おめーは黙ってろ!」
コ「ッだ…!!た、叩くことはねーだろ!?」
毛「んんッゴホンッ……えっとだな…この方は警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の高木渉警部補だ。」
「け、刑事さんですか……!!?で……私になにか…?」
話を聞くによると今回、とある事件の捜査で女子中学生と侵入捜査が必要らしく、私を尋ねてきたのだとか。
どうして私なのか。という理由は
お父さんの娘だと言う事と、
協力を得れるのが私だけだと言う事だった。
確かに私のお父さんは公安として働いてるけど、お父さんの娘だからと言って私も能力が高いわけじゃないのにな。
「そういうことでしたら……私なんかがお力添えできるとは到底思えませんが───────
と、言うわけで今に至る。
もちろん今日の事はお父さんに内緒にしている。
言ったら拗ねられて困るから。
好きな人がいる。って話をエイプリールフールでしただけで肩掴まれて凄い目で見られて質問責めされたからなぁ……
お父さんの溺愛度にもちょっと困る部分もある。
まぁその分私の事を好きで居てくれているって分かってるからなんとも言えないけど
「そういえば……呼び方どうしたらいいですか?」
高「あ〜……苗字でも名前でもどちらでも。好きなように呼んでくれたらいいよ。敬語も大丈夫だから。」
「ん〜…………じゃあ高木さんにしようかな。私の事は名前でいいよ!」
高「Aだね。分かった。」
「じゃあ改めて今日はお願いします。高木さん!」
高「こちらこそ宜しく。A」
高木さんが差し伸べた手を握り返し私達は海遊館へと向かった。
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結衣ちゃん(プロフ) - うわぁ!めっちゃ続き見たい! (2022年5月31日 17時) (レス) @page33 id: 8f9c69d68a (このIDを非表示/違反報告)
あ - 今日初めて読んでみて「ん?」と思ったのは最初女の子が「小学校に通っていない」部分です。小学校は義務教育なので、「親の都合で行かせない」のは義務違反、いくら降谷さんでも催促状とかきますよ。ただの小説、二次創作でもそこはちょっと気になりました。 (2022年5月31日 17時) (レス) @page4 id: ee868f894e (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - 紅祐さん» いつか飛び立つかしら…。よし、全訂正します。ありがとう😂 (2022年5月21日 6時) (レス) id: 2f0572d427 (このIDを非表示/違反報告)
紅祐(プロフ) - ポアロがアポロになってます!指摘してごめんなさい!ロケットを思い浮かべてしまいました笑笑 更新頑張ってください (2022年5月20日 23時) (レス) @page3 id: feead6792f (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃん(プロフ) - 読ませていただきました!安室さんの子供じゃなくて伊達さんの子供って言うのがまたいいですね!なんか警察学校組が大好きだから嬉しい(松田刑事推しです!)更新楽しみにしています! (2022年5月20日 17時) (レス) @page19 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2022年5月11日 21時